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近世の仏教 300

華ひらく思想と文化

近世の仏教

近世は儒教の時代だったのか? 黄檗宗の影響や出版文化の隆盛により、民衆世界にまで大きく華ひらいていた近世仏教のすがたを描く。

著者 末木 文美士
ジャンル 日本歴史 > 通史・概説・歴史一般
シリーズ 歴史文化ライブラリー > 近世史
出版年月日 2010/06/21
ISBN 9784642057004
判型・ページ数 4-6・240ページ
定価 本体1,700円+税
在庫 在庫あり
 
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目次

近世仏教を見なおす―プロローグ/中世から近世へ(中世仏教の展開/信長・秀吉と仏教/徳川幕府の宗教政策/天海と家康信仰/儒教と仏教)/開かれた近世(キリシタンの時代/キリスト教と仏教の論争/黄檗宗のもたらしたもの/ケンペル、シーボルトと日本の宗教)/思想と実践(大蔵経の出版/教学の刷新/戒律の復興/批判的研究/世俗の倫理/諸教との交渉)以下細目略/信仰の広がり/近世から近代へ―エピローグ

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内容説明

近世の仏教は、幕府の支配下で堕落し、儒教や国学など新しい思想に取って代わられた――そのような通説ははたして真実なのか。寺檀制度のもと統制されていた仏教は、中国からの黄檗宗の影響や出版文化の隆盛により活力がもたらされ、民衆世界にまで大きく華ひらいていた。中世から近代までの宗教思想の潮流をとらえ、新しい近世仏教像を切り拓く。

歴史文化ライブラリー 通巻300冊達成!

Cool編集者の眼

いままで、檀家仏教、葬式仏教として扱われ、具体的イメージのつかみにくかった江戸時代の仏教。丹念に歴史を繙くと黄檗宗の伝来や、教義・戒律の発展、大蔵経の布教など、決して衰えていなかった仏教の姿が見えてくる。エピローグでは「顕(けん)」=現実世界、「冥(みょう)」=信仰・呪的世界の2つのキーワードで、複雑な仏教史を鮮やかに読み解いており、瞠目されられる。

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