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日本農業史

日本農業史

農耕の始まりから現代まで、多様で豊かに発展した日本農業の歴史を分かりやすく解説。旧来の農業史観に新視覚を提供する通史!

著者 木村 茂光
ジャンル 日本歴史 > 通史・概説・歴史一般
出版年月日 2010/10/18
ISBN 9784642080460
判型・ページ数 4-6・436ページ
定価 本体3,800円+税
在庫 在庫あり
 
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目次

Ⅰ総論(現代社会と農業/「伝統」的農業史観の問題点/多様で豊かな日本農業の解明に向けて)/Ⅱ原始(農耕の始まり/水田稲作の伝播/耕地の拡大と技術の発展)/Ⅲ古代(農耕神話の世界/律令的土地制度と農業/古代農業の展開/古代の農業技術と経営)/Ⅳ中世(中世的農業生産の形成/鎌倉・南北朝期の農業生産/室町期の農業生産/戦国時代の農業)/Ⅴ近世(新田開発の進展/集約農法の追求/農書の誕生/商業的農業の隆盛)/Ⅵ近代(地租改正と農業/農業・農村問題の登場/小作争議の勃発/昭和恐慌による農業・農村の疲弊/戦争と戦時農業統制の開始)/Ⅶ現代(戦後復興期の農業―一九四五~五五年/高度経済成長と農業―一九五五~八五年/国際化時代の農業―一九八五年~現在

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内容説明

原始以来、日本の農業はどのような道を辿ってきたのか。農耕の始まりから現代まで、多様で豊かに発展した日本農業の歴史を、各時代の開発や経営、技術・農具、稲の品種、畠作の種類、農書、農地改革、減反など、分り易く解説。これまで稲作中心であった農業史観に新視覚を提供するとともに、自給率40%を切った現代の日本農業に一石を投じる。

【編集者の眼】
 食料自給率が40%を切る現在の日本は、海外の食料生産に頼っている部分が多くなっています。
 食の問題は、漸く収束した宮崎県の口蹄疫のほか、鳥インフルエンザ、毒入り餃子や農薬付着の野菜、狂牛病(BSE)にかかった輸入牛肉、日本産米の不作時の輸入米など枚挙に暇がありません。
 国や県の管理が進んでも、なお問題の発生を防げないところに不安が増大しているようです。原始・古代からつい最近の農業人口の急激な減少以前までは、戦乱や凶作による影響は受けたものの、収穫量の増大や品種の改良など確かな発展を遂げてきたといえるのではないでしょうか。どこで不安な日本農業に転換してきたのでしょうか。たゆまぬ努力が達成してきた日本の農業の姿を見ていこうとするのが本書のねらいです。
 私たちの生活に直結していた、食料を生産するという農業の歴史をもう一度見つめ直す機会になるのではないでしょうか。(探)

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