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近代化する日本 7

近代化する日本

条約・文化・貿易などの局面であたらしい価値観に直面し、欧米列強の「外圧」から近代的再編を成し遂げた、「開港」後の日本を描く。

著者 荒野 泰典
石井 正敏
村井 章介
ジャンル 日本歴史 > 近現代史
シリーズ 日本の対外関係
出版年月日 2012/03/27
ISBN 9784642017077
判型・ページ数 A5・396ページ
定価 本体6,000円+税
在庫 在庫あり
 
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目次

近代化する日本(通史)…荒野泰典
Ⅰ 歴史的展開(十九世紀半ば~末)
 変貌する東アジアと環太平洋―近代化する日本の国際的環境―…荒野泰典
 「不平等条約体制」と日本…鵜飼政志
 近代外交体制の創出と天皇…ジョン・ブリーン
 確定される「国境」と地域…麓 慎一
 居留地貿易と世界市場…井川克彦
 条約改正と憲法発布…小風秀雅
Ⅱ 対外関係の諸相
 鎖国と開国…上白石 実
 「泰平の」狂歌の信憑性をめぐって―ペリー来航と民衆の危機意識―…斎藤 純
 黒船・地震・コレラ…田中葉子
 キリスト教の復活と岩倉使節団…山崎渾子
 移民と「からゆきさん」…森田朋子
 留学生とお雇い外国人…北原かな子
 北海道開拓と「旧土人保護法」…百瀬 響
 東アジアのなかの征韓論…木村直也
 「琉球処分」論…西里喜行
 和船から洋式船へ…安達裕之
 ジャポニスムとシノワズリー…小野文子

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内容説明

欧米諸国にも「開港」した日本は、植民地化を回避しつつ体制を変革した。「文明」化と伝統的日本との葛藤を通じて新しい国の形を整え、アジア・太平洋地域との関係を再編し、条約改正を実現した。「開港」期の日本を描く。

【編集者の眼】
「日本」や「外国」というくくりが実はあいまいで、国の枠組みは時代や地域によってさまざまに変化する。当たり前のように思っていた「日本」という地域の内側は、そのときどきで異なっており、外の世界との境界や結びつき方は多様だった。
本シリーズは、こういったふうに、しばしば自分のなかの常識に揺さぶりをかける。
この第7巻では、太平洋海域全体を視野におさめ、国際化がすすむ幕末明治を描く。西洋との本格的な出会いによって、東アジア世界が変貌していく。
こんにちではグローバル化という言葉は聞き飽きた感があり、しかしまた一方で「愛国教育」にみられるようなナショナリズムの強まりもある。そんな話題とあわせて、編者がボブ・マーリー「one love」の魅力を熱っぽく語っていたことが印象深い。世界との連帯をうたいあげる声を聴き、今後、わたしたちはどんなふうに世界とつながっていけるのかと想像した。(佳)

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