安政4年(1857)創業、歴史学中心の人文書出版社
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明治維新と横浜居留地

英仏駐屯軍をめぐる国際関係

明治維新と横浜居留地

横浜に駐留した英仏軍の4200日。彼らは何をもたらしたか。

著者 石塚 裕道
ジャンル 日本歴史 > 通史・概説・歴史一般
出版年月日 2011/02/18
ISBN 9784642080514
判型・ページ数 4-6・256ページ
定価 本体2,700円+税
在庫 在庫僅少
 
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目次

はじめに―港の見える丘(横浜)から望む地球規模の世界―/Ⅰ 一九世紀後半、幕末開港と外国人居留地をめぐる国際空間(「東洋のマルセイユ」(横浜)港が変わる 国際兵器取引市場と外国商人/英仏軍の横浜上陸と山手“占領” 植民地兵も動員/幕兵との合同調練 “喜劇的な”閲兵式/コラム①「東洋のツーロン」(横須賀)港に製鉄所を建設―フランスの小植民地か)以下細目略/Ⅱ 史上最初の対欧米国際戦争―横浜は“下関戦争”への出撃・補給基地―/Ⅲ 下関海峡と対馬海峡―日本近海でまた“クリミヤ戦争”か―/Ⅳ 戊辰戦争は日本の“南北戦争”―横浜―箱館―新潟の各港を結ぶ「点と線」―/Ⅴ 明治新政府と横浜英仏駐屯軍の撤退―なにが残ったか―

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内容説明

19世紀後半、横浜の丘に押しよせたイギリスとフランスの軍隊―。幕末開港後、外国軍隊が横浜山手に来て10年余り。急変する国際関係のもとで、駐留軍が当時の日本に与えた影響とは。下関事件やロシア艦の対馬停泊、戊辰戦争から文明開化に至る欧米間のけん制と協調、日本側の不信と友好関係から明治維新史を〝地球規模〟で読み解く。

【編集者の眼】
 19世紀半ば、欧米列強の東アジアへの進出は日本にもおよび、横浜などにも英仏を中心とする外国の軍隊が駐留した。当時、外国人の居住・営業がみとめられた地域は限られていたが、そこが「居留地」である。
軍事や土木事業の面で欧米の進んだ技術が採用される一方、外国軍と攘夷勢力とが衝突し、いくつもの外国人殺傷事件がおこるなど、よくもわるくも大きな影響があった。
本書では、各居留地における外国軍と日本人の関わりや、外国軍による長州への攻撃、対馬でのロシア艦停留事件等について、こまかくみていく。そして、一攫千金をねらう武器商人や、農業振興につとめる人物など不逞の輩が暗躍する姿に、激動の時代を物語らせる。
居留地をてがかりに、さまざまな視点を用いて明治維新を記した本。外国からの視点もあり、なまなましくも強烈な時代が描かれている。(蟹)

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