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植民地建築紀行 330

満洲・朝鮮・台湾を歩く

植民地建築紀行

負の遺産から文化財へ―。植民地建築の現在を見ながら、日本の東アジア支配に果たした役割を探り、その歴史的意味を考える。

著者 西澤 泰彦
ジャンル 日本歴史 > 通史・概説・歴史一般
シリーズ 歴史文化ライブラリー > 近・現代史
出版年月日 2011/09/20
ISBN 9784642057301
判型・ページ数 4-6・304ページ
定価 本体1,900円+税
在庫 在庫あり
 
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目次

植民地建築と建築家―プロローグ/広場と官衙(支配の象徴から文化財へ変身した広場―大連中山広場(旧大蓮大広場)/二倍になった塔屋―中華民国総統府(旧台湾総督府庁舎)/シビックセンターとしての庁舎―旧ソウル市庁舎(旧京城府庁舎)/荒野に建てられた官衙建築/ハルビンに残る帝政ロシアの面影)/駅舎とホテル(保存された駅舎/辰野式建築の傑作/待望の新駅舎/ヤマトホテル―満鉄自慢のホテル)以下細目略/学校・病院・図書館/銀行/支配者の住宅/植民地建築が語る歴史/植民地建築のその後―エピローグ

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内容説明

旧満洲・韓国・台湾に建てられた日本の植民地建築。それらは「負の遺産」として取り壊されたもの、庁舎や博物館に転用されたもの、文化財として評価されたものなど、それぞれの道を辿り今日に至っている。戦争の記憶を伝える植民地建築の現在を見ながら、建築が支配に果たした役割と、現存する植民地建築の役割も踏まえ、その歴史的意味を考える。

Innocent編集者の眼 知られざる東アジアの建築世界

丹下健三、前川国男など著名な建築家を生み出した日本が、建築大国であることは間違いない。しかし、戦災や地震の関係で近代に建てられた巨大建造物にふれる機会はあまりないのではないか。しかし、台湾・旧満洲・朝鮮に目をむけると多くの建築に直接出会うことができる。とくに、旧台湾総督府、ソウル市庁舎などは、当国でも文化財として評価され、貴重な建築空間にふれることが出来る。また、旧満州には、駅舎、ヤマトホテルなど満鉄関係の建築が残るほか、マンホールをめぐるエピソードなど本書は鉄道マニアをうならせる内容となっている。しられざる建築の世界に是非ふれて欲しい。

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