歴史文化ライブラリー 334

アマテラスと天皇 (冊子版)

〈政治シンボル〉の近代史

明治政府がアマテラスを政治シンボルとした経緯や後の変貌、戦後の解体を分析。天皇制の政治神話を解明し、「象徴」天皇制を考える。

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1,980円(税込)

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著者 千葉 慶
ジャンル 日本史  > 近現代史
シリーズ 歴史文化ライブラリー
出版年月日
出版年月日とは
製本所から販売会社(取次店)様への、初回搬入年月日を表示しております。書店様毎の着荷日(発売日)は地域等によって異なりますので、予めご了承くださいませ。
2011/11/21
ISBN 9784642057349
判型・ページ数 四六・256ページ
定価 1,980円(税込)
在庫 品切れ・重版未定
アマテラスと天皇

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内容紹介
目次

明治政府は、新しい統治と君主への支持を得るために、アマテラスを政治シンボルとした。古代からの宗教シンボルが政治シンボルとして再編される経緯、その後の変貌と暴走、そして戦後の解体までを政治と宗教の側面から分析。近代天皇制の政治神話を明らかにする。現代の「象徴(シンボル)」天皇制を「安全・無害」と考える多くの日本人に警鐘を鳴らす。

天皇制における「シンボル」とは何か?―プロローグ/統治/革命の正当化 政治シンボルのアンビヴァレントな性質(政治シンボルの創出―明治維新とアマテラス/統治の正当化―政治シンボルとしてのアマテラスの創出と展開/革命の正当化―政治シンボルとしてのアマテラスの流用/維新政府による政治シンボルの再編―アマテラスの流用と一元化)以下細目略/宗教と非宗教の狭間に 政治シンボルの馴致/せめぎあう解釈 政治シンボルの暴走へ/「象徴」天皇制再考―エピローグ