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米軍基地の歴史 336

世界ネットワークの形成と展開

米軍基地の歴史

なぜ、米軍基地はなくならないのか。その起源から普天間基地の形成過程まで、資料を元に徹底的に解明した基地を考えるための一冊。

著者 林 博史
ジャンル 日本歴史 > 通史・概説・歴史一般
シリーズ 歴史文化ライブラリー > 近・現代史
歴史文化ライブラリー > 世界史
出版年月日 2011/12/15
ISBN 9784642057363
判型・ページ数 4-6・224ページ
定価 本体1,700円+税
在庫 在庫あり
 
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目次

米軍基地の現在/米軍基地の世界的ネットワークの形成(世界的展開の開始/第二次世界大戦後の再編と見直し)/基地ネットワークの本格的展開と再編―一九五〇年代(朝鮮戦争を契機とする基地ネットワークの拡大/米軍基地への反発の広がりと基地の再編)/日本本土と沖縄(日米安保体制下の日本本土/沖縄での基地拡張と海兵隊移転)/米軍基地に関わる諸問題(戦争責任問題と基地/駐留軍の刑事裁判権問題/基地撤去・縮小への動きと密約)/基地に依存しない安全保障へ

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内容説明

現在の米軍基地ネットワークはいかに形成されたのか。19世紀末に始まり、第2次世界大戦を経て、旧植民地・占領国の基地を利用しながら体制が築かれる様子を描き出す。核兵器の時代を迎え、米国本土への直接攻撃を回避し、敵国近くで作戦を遂行するため巨大な基地群が築かれる。普天間基地の形成過程も明らかにした、基地を考えるための1冊。

Cool編集者の眼ー明らかになる米軍基地の全体像!

沖縄普天間基地の移設問題がクローズアップされて以来、新聞紙面は、日米の予算をめぐる駆け引きなどをめぐり基地問題を報道している。しかし、著者は、世界全体の米軍基地の動きが見えないと沖縄の問題は見えてこないと語る。ニュースソースの関係から日米関係に、報道が偏りがちであるというのだ。例えば、インド洋上に、ディエゴガルシアという米軍基地のための植民地島があることをご存じだろうか? 対ロシアの核兵器を念頭において米軍の基地のネットワークを考えた場合、ヨーロッパはイギリス・ドイツ、アジアは日本・沖縄、そして、中東への布石として置かれているのがこのディエゴガルシアである。世界全体での配置を考えると、改めて沖縄の基地の重要性が見えてくる。基地研究の新局面を開く一冊である。

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