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大震災と歴史資料保存

阪神・淡路大震災から東日本大震災へ

大震災と歴史資料保存

阪神・淡路大震災以来、「歴史資料ネットワーク」を運営する著者が、史料の保全活動や収集、災害に強い地域社会づくりの提言をする。

著者 奥村 弘
ジャンル 日本歴史 > 通史・概説・歴史一般
出版年月日 2012/01/30
ISBN 9784642038102
判型・ページ数 A5・230ページ
定価 本体3,200円+税
在庫 在庫僅少
 
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目次

はじめに/序章 阪神・淡路大震災から東日本大震災へ/大規模自然災害における歴史資料保全のあゆみ(大規模自然災害と地域歴史遺産保全〈阪神・淡路大震災後の歴史資料保全活動と史料ネットの活動/地域歴史遺産の保全と活用のために〉以下細目略/現代都市社会の歴史意識と歴史学の課題/時代が求める歴史研究のあり方とは)/震災の記憶を未来につなぐ―災害資料の保存活用(震災資料の調査保存活用―歴史文化の基礎をどうつくるのか―/人と防災未来センターの開設と大震災資料保存の現況)/災害に強く、豊かな地域歴史文化を生み出すために(市民社会形成の基礎学としての歴史研究の今日的位置/地域歴史文化における大学の役割/補章 被災史料が語る地域の近代―元尼崎藩大庄屋・岡本家文書から―)

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内容説明

大地震、大水害にさいし、歴史文化関係者はなにができるのか。阪神・淡路大震災以来、東日本大震災に至る「歴史資料ネットワーク」の活動を通して、歴史資料保全活動や災害の記憶を伝える資料の保存活動の方法と意味を問う。起こり得る次の災害に備え、歴史資料の価値を市民と共有し、歴史文化の根付いた地域社会づくりを提言する問題の書。

Undecided編集者の眼ー震災において歴史学者は何をすべきか?

史料保存の活動団体・史料ネットの代表である著者が、歴史学者が震災において果たすべき役割についてまとめたもの。①歴史資料の保全活動、②震災資料の収集、③地域とのネットワークの構築の3本の柱から、震災にも負けない社会づくりを提言している。氏は、憲法論など近代史の専門家だが、戦後歴史学が共有していた「敗戦」というタームが無効になってきたことが、歴史学の衰退につながったのでは、と述べている。ただ、神戸では、震災後に様々な地域社会や歴史研究者の取り組みが、成功しており、やはりひとつの試練が、地域社会の紐帯となったことは大変興味深かった。

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