歴史学を中心とする、人文図書の出版
災いを除き福を招くべく行われたその実態とは。成立から北極星・北斗七星の崇拝と祭り、今日の九曜・九星まで、平易に説いた名著。
道教・仏教・民間信仰が混在する中華圏の宗教。信仰される神々の特徴と、『西遊記』にも影響を受け変容する姿を解明し実態を解説。
武器、美、権威の関係性に着目し、歴史的遺産としての独自性を考える。『享保名物帳』を読み込み、学際的な視点から特徴を分析。
DNA・家族・衣食住・土器・土偶・信仰…。最新の時代像を54の問いにわかりやすく答えて明らかにする。図表豊富でコラムも充実。
戦国史研究の深化を着実に進めていくことを目的にした機関誌
家康から家光までの築城に、土木工事(天下普請)の側面から迫る。技術的推移や工事体制の変化、災害を通して再建される姿も描く。
平安時代の死者は夢や巫女を通して現世の人に饒舌に語りかけた。都市の生活と「生と死の交流」から生まれた豊かな精神文化に迫る。
与野党ともに内紛に明け暮れ、寝業師たちが暗躍する戦後政界。戦前とは一味違う「ことば」を読み解き、現代政治の内幕を探る。
南アジアでの仏典調査の先駆者で、武蔵野女子学院の創始者。『大正新脩大蔵経』の編纂や、教育者としての実績を描く人格者の生涯。
新政府はいかに遷都を構想し実行したのか。大坂遷都論、東西両都論、天皇の行幸と新時代の演出…。日本特有の首都成立の事情を描く。
幕府庇護のもと組織された楽人集団。朝廷・幕府・寺社を視野に楽人への支配関係と彼らの身分、参勤形態を検討。普及の方途を探る。
日本国内だけでなく世界の諸地域における交通運輸・通信等の歴史的展開の過程を究明し、交通史学の進展に資することを目的とする雑誌
文書館勤務の著者が地域史料の保存・公開などの仕事を解説し、現場の視点から今後への展望を提示。資格取得のテキストにも使える。
基地と安全保障をめぐる東アジア諸国の動向、「琉球処分」への認識の差など、日米関係を超えた多角的な視点で実像を追究する。