近世山村地域史の展開

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上州山中領を舞台に自然環境に対する人間の営みを問う。山地での林野利用の特性や幕府の御巣鷹山・御林の支配体制などを究明する。

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著者 佐藤 孝之
ジャンル 日本史  > 近世史
日本史  > 地域史
地域 関東  > 群馬県
出版年月日
出版年月日とは
製本所から販売会社(取次店)様への、初回搬入年月日を表示しております。書店様毎の着荷日(発売日)は地域等によって異なりますので、予めご了承くださいませ。
2024/01/26
ISBN 9784642043588
判型・ページ数 A5・304ページ
定価 9,900円(税込)
在庫 在庫あり
近世山村地域史の展開

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内容紹介
目次

武州・信州と国境を接する山間の地・上州山中(さんちゆう)領を舞台に、自然環境に対する人間の営みを問う。焼畑耕地と秣場(まぐさば)が循環利用されていた実態や林地・藪地の活用など、山地における林野利用の特性を明らかにする。加えて、幕府の御巣鷹山・御林の支配体制を究明するほか、国境争論や関所政策など、多角的な観点から近世における山村地域の実像に迫る。



第一部 近世山村における山地利用の展開
 第一章 切代畑・御巣鷹山と山地の利用環境
  はじめに
  一 切代畑と秣場
  二 切代畑の造成と「山焼」
  三 検地と切代畑
  四 御巣鷹山と切代畑・野火
  おわりに
 第二章 秣場争論からみる山地利用
  はじめに
  一 秣場争論と切代畑
  二 秣場争論と「浦地」
  三 秣場争論と山地利用の特性
  おわりに
   付論 三波川村にみる山地の循環利用
 第三章 林地争論と検地
  はじめに
  一 訴答の主張
  二 割元による審理
  三 和談内容と林地争論
  おわりに
 第四章 元禄検地と林地・薮地
  はじめに
  一 元禄検地と「百姓林」「百姓薮」
  二 林地・薮地と山地利用
  おわりに

第二部 御林の取締りと御材木の伐出し
 第一章 「献上御林」と御林取締り
  はじめに
  一 山中領における御林取締体制の概要
  二 植林と「献上御林」の成立
  三 「献上御林」と御林の取締体制
  おわりに
 第二章 御材木伐出しと御普請役
  一 御材木伐出しの概要
  二 安永六年「御手山一件覚帳」の紹介
  三 天明七年「御手山御用一件覚帳」の紹介
  〔史料〕安永六年「御手山一件覚帳」
  〔史料〕天明七年「御手山御用一件覚帳」
 第三章 御林・御巣鷹山の木数・木品調査の展開
  はじめに
  一 木数・木品調査の概況
  二 木数・木品調査の推移
  おわりに

第三部 近世山村地域の諸相
 第一章 上武国境と国絵図・郷帳
  一 元禄の上武国境争論
  二 寛文国絵図・郷帳と上武国境
  三 寛永国絵図との比較
 第二章 近世前期の白井関所・白井市の動向
  はじめに
  一 白井関所・白井市の開設をめぐって
  二 寛永八年の通行人取締令をめぐって
  おわりに
 第三章 村方騒動と年貢勘定
  はじめに
  一 勝山村の年貢収取の概況
  二 正徳三年の村方騒動
  三 享保十八年の村方騒動
  おわりに
   付論 年貢勘定の「算者」

結びにかえて

あとがき