歴博フォーラム

盆行事と葬送墓制

墓地で飲食する、庭先に盆棚をつくる、墓参りをしない、土葬がなくなる…。先祖の霊を祀る「お盆」と「葬送」の地域差と現在に迫る!

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著者 関沢 まゆみ
国立歴史民俗博物館
ジャンル 民俗学  > 葬送・墓制
シリーズ 国立歴史民俗博物館編集  > 歴博フォーラム
出版年月日
出版年月日とは
製本所から販売会社(取次店)様への、初回搬入年月日を表示しております。書店様毎の着荷日(発売日)は地域等によって異なりますので、予めご了承くださいませ。
2015/06/25
ISBN 9784642082785
判型・ページ数 四六・260ページ
定価 2,750円(税込)
在庫 在庫あり
盆行事と葬送墓制

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内容紹介
目次

お盆の行事には先祖の眠る墓地で飲食する地域や、死穢(しえ)の場所として忌避し墓参りもしない地域など、日本の各地で大きな違いがある。また、近年は火葬の普及で、土葬がほとんど姿を消した。こうした葬送墓制の地域差の意味と、現代の大きな変化とを柳田國男が提唱した比較研究法により分析。葬送と供養の伝統がなぜ変容したのか、その意味を問い直す。

【編集者の眼】
二〇一四年六月に新宿で、歴博映像フォーラム9「日本各地の盆行事と葬送墓制の最近の変化」というシンポジウムが開催された。映像の上演と講演、総合討論から構成されるが、予想を超える参加応募があり、急遽、二回開催されることになったという。
これほど人びとが関心を持つ先祖を供養するために行われる、盆行事と葬送とは何か。提灯を持って墓場まで先祖の霊を迎えにいったり、迎え火や送り火をたいたりする盆行事。日本各地の事例を調査すると、墓地で飲食をする地域、死穢を忌み墓参はしない地域などいろいろな違いがある。
また、葬送墓制についても近年、土葬は姿を消しつつあり、樹木葬や散骨など、さまざまな葬送も見られるようになってきた。
こうした差異や変化を、日本民俗学の父である柳田國男が提唱した比較研究法により分析。伝統の変容とは何か、その実像に迫る一書。戦後七〇年の今年の夏、本書を是非ともお読みいただきたい。(梵)

 

民俗研究映像「盆行事とその地域差」―盆行事の民俗史/火葬化の現在史…関沢まゆみ/葬儀は誰がするのか、してきたのか?―血縁・地縁・無縁の三波展開…新谷尚紀/祖霊とみたまの歴史と民俗…大本敬久/葬送と衛生観念―山形県内の事例を参考にみる移り変り…小田島建己/自動車社会化と沖縄の祖先祭祀…武井基晃/列島の民俗文化と比較研究…小川直之/討論(盆行事の起源/盆行事と共同飲食/死と穢れ―二種類のケガレ/火葬の普及と洗骨の終焉―沖縄県・鹿児島県与論島/遺骸葬から遺骨葬へ/村ごとの葬儀マニュアルの解体、家族葬の普及/葬儀の商品化時代と多様な選択肢)