歴博フォーラム

縄文時代

その枠組・文化・社会をどう捉えるか?

今日、縄文の時代像が多様になっている。縄文文化の範囲や地域性、社会の複雑化など、気鋭の研究者たちが論じ、研究の到達点を示す。

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著者 山田 康弘
国立歴史民俗博物館
ジャンル 日本史  > 先史
考古学  > 考古学一般
シリーズ 国立歴史民俗博物館編集  > 歴博フォーラム
出版年月日
出版年月日とは
製本所から販売会社(取次店)様への、初回搬入年月日を表示しております。書店様毎の着荷日(発売日)は地域等によって異なりますので、予めご了承くださいませ。
2017/02/28
ISBN 9784642083119
判型・ページ数 四六・240ページ
定価 2,970円(税込)
在庫 在庫僅少
縄文時代

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内容紹介
目次

今日、考古学のみならず年代学や動植物学・人類学などの理化学的分析方法により、縄文時代人は「豊かな狩猟採集民」として描かれるようになった。一方で、縄文の時代像が研究者によって大きく異なる状況が発生してきている。縄文文化の範囲や地域性、社会の複雑化など、気鋭の研究者たちがさまざまな視点から論じ、縄文時代研究の到達点を示す。

【編集者の眼】
本書は、国立歴史民俗博物館(歴博)による縄文時代研究成果の一端を一般公開した「第九九回歴博フォーラム」の記録集である。
縄文時代のイメージは、発掘調査による発見や多種多様な研究の進展にともない変化・変遷してきた。現在では、クリ林の管理やマメ類の栽培なども行う豊かな縄文人像が浮かび上がり、階層化されていた可能性も指摘されるなど、従来の「縄文時代」「縄文文化」の枠組みにおさまらなくなりつつある。
本書では、戦前から現在にいたる研究史の概観、縄文文化の北限・南限といった範囲、東日本・中部・西日本で異なる地域性、縄文社会の複雑化・階層化という四つの観点から、研究の最前線を読者に紹介すべくアプローチしている。
来年度には、歴博の第一展示室(原始~古代)リニューアルも予定されている。展示が始まる一足先に、新しい「多様な縄文列島」の姿を、本書で覗いてみてはいかがだろうか。(高)

はじめに/Theme 1 縄文時代・文化の来歴(縄文時代はどのように語られてきたのか…山田康弘)/Theme 2 縄文文化の範囲(縄文文化における北の範囲…福田正宏/縄文文化における南の範囲…伊藤慎二)/Theme 3 縄文文化の地域性(東日本の縄文文化…菅野智則/中部日本の縄文文化…長田友也/西日本の縄文社会の特色とその背景…瀬口眞司)/Theme 4 縄文社会をどのように捉えるか(環状集落にみる社会複雑化…谷口康浩/縄文社会複雑化と民族誌…高橋龍三郎/縄文社会をどう考えるべきか…阿部芳郎)/総括―弥生文化から縄文文化を考える…設楽博己