近世の女性相続と介護

江戸時代、公共領域から排除された女性は「家」の継承と運営にどう関わっていたのか。女性と家族のあり方を解明する。

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著者 柳谷 慶子
ジャンル 日本史  > 近世史
日本史  > 女性史・ジェンダー史・家族史
地域 東北  > 宮城県
出版年月日
出版年月日とは
製本所から販売会社(取次店)様への、初回搬入年月日を表示しております。書店様毎の着荷日(発売日)は地域等によって異なりますので、予めご了承くださいませ。
2007/03/01
ISBN 9784642034203
判型・ページ数 A5・344ページ
定価 9,900円(税込)
在庫 在庫僅少
近世の女性相続と介護

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内容紹介
目次
江戸時代、公共領域から排除された女性は「家」の継承と運営にどう関わっていたのか。女性の武家相続と系図操作、女性知行、大名家の奥向、姉家督からその実情を考察する。また、家族介護における男性の役割の大きさに着目し、武士の介護休暇「看病断(ことわり)」や公的介護支援を追究。介護負担と相続の関係にも触れ、近世の女性と家族のあり方を解明する。
序章=相続および介護にみる女性と家族/第一部=「家」の相続・運営と女性(近世初頭の女性領主―八戸南部氏清心尼の家相続―/女性による武家の相続―盛岡藩・仙台藩の事例から―/大名および家臣家の女性知行―新庄藩を事例として―/大名家の「奥」と改革―仙台藩伊達家を事例として―/姉家督と女性相続―仙台藩牡鹿郡根岸村の事例から―)/第二部=看病・介護をめぐる家と家族(近世の「家」と扶養・介護―『仙台孝義録』の分析から―/介護をめぐる教説と教育/農民家族の扶養・介護と地域社会/武家社会の「看病断」について/武士の病気療養と藩―沼津藩「水野伊織日記」の分析から―/高齢者介護と家族)