仏教と女の精神史

女性たちは仏教をどう受け容れてきたのか。その心を絵画や説話などから探る。

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著者 野村 育世
ジャンル 日本史  > 女性史・ジェンダー史・家族史
宗教史  > 仏教史
出版年月日
出版年月日とは
製本所から販売会社(取次店)様への、初回搬入年月日を表示しております。書店様毎の着荷日(発売日)は地域等によって異なりますので、予めご了承くださいませ。
2004/09/01
ISBN 9784642079358
判型・ページ数 228ページ
定価 2,200円(税込)
在庫 品切れ・重版未定
仏教と女の精神史

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内容紹介
目次
日本の女性たちは「女性差別」を含む仏教思想をどのように受けとめ、信仰を深めていったのか。差別が広まったとされる中世になって、女性たちの仏教への信心がむしろ盛んになったのはなぜか。中世の女性観の変遷を追い、歴史の表面にはあらわれない女性たちの心の動きを、経典や仏教説話、古文書、絵画などを通して、幅広い視点から読み解く。
序 女房たちの老後に寄せて/Ⅰ=説話の中の女たち/1=涅槃図に描かれた老女について(老女の登場/経典における老女/説話の変奏/悶絶する美男/老女の図像をめぐる解釈の変遷)/2=母の力(神がかる人々/『沙石集』の結婚観・女性観)/三=日本におけるシーターの「貞操」(大地が裂ける話/火の穴のヤショーダラー/御伽草子「梵天国」「あきみち」との比較/ハヌマーンは比叡山を運んだか?)/Ⅱ=女性の心性を探る/1=鎌倉時代の女性たちの仏教認識(平安時代の「仏教的女性差別文言」/鎌倉時代の祈願とジェンダー/女性の祈り)/