「王」と呼ばれた皇族 (冊子版)

古代・中世皇統の末流

興世王・以仁王・忠成王など、有名・無名の「王」たちを、逸話も交えて紹介。皇族の周縁部から皇室制度史の全体像に初めて迫る。

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冊子版 電子書籍
著者 日本史史料研究会 監修
赤坂 恒明
ジャンル 日本史  > 古代史
日本史  > 中世史
出版年月日
出版年月日とは
製本所から販売会社(取次店)様への、初回搬入年月日を表示しております。書店様毎の着荷日(発売日)は地域等によって異なりますので、予めご了承くださいませ。
2019/12/20
ISBN 9784642083690
判型・ページ数 四六・286ページ
定価 3,080円(税込)
在庫 在庫あり
「王」と呼ばれた皇族

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内容紹介
目次
日本の皇族の一員でありながら、これまで十分に知られることのなかった「王」。平将門の乱を扇動した興世(おきよ)王、源平合戦を引き起こした以仁(もちひと)王、天皇に成り損ねた忠成王など、有名・無名のさまざまな「王」たちの事績を、逸話も織り交ぜて紹介。影が薄い彼らに光を当て、日本史上に位置づける。皇族の周縁部から皇室制度史の全体像に迫る初めての書。

好評2刷
はじめに/総論─皇族制度史上の王/奈良時代と平安時代前期の王(王と「皇親政治」/長屋王とその王子たち/王への賜姓と、王の貴種性の低下/武家の棟梁になるには時代が早すぎた中井王/「良吏」と「能吏」、豊前王と弘宗王/犯罪者となった王たち/文人仲雄王と、高僧聖宝(恒蔭王)/宇多天皇の外戚、十世王)/貴種性を喪失した平安時代中期の王(平将門の乱を扇動した興世王/源満仲の邸宅に押し入った強盗団の首領、親繁王/困窮する王たち/執務にいそしむ王たち、清忠王と清胤王/藤原氏の家人、保季王と国正王/歌人、兼覧王と平兼盛(兼盛王)/大雅楽家、頼吉王(源頼能))以下細目略/平安後期(院政期)の王と、擬制的な王の集団「王氏」/平安時代末期以降の天皇から分岐した皇族の王/総括─日本史上における王の存在意義