世界の中の近代日本と東アジア

対外政策と認識の形成

日清・日露戦争を経て台湾・朝鮮を植民地化していく過程を、対外政策と認識を中心に解明。日本の近代化を世界史的に位置づける。

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著者 大日方 純夫
ジャンル 日本史  > 近現代史
世界史  > 東洋史
地域 外国
出版年月日
出版年月日とは
製本所から販売会社(取次店)様への、初回搬入年月日を表示しております。書店様毎の着荷日(発売日)は地域等によって異なりますので、予めご了承くださいませ。
2021/02/15
ISBN 9784642039048
判型・ページ数 A5・356ページ
定価 11,000円(税込)
在庫 在庫あり
世界の中の近代日本と東アジア

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内容紹介
目次
近代日本は大陸国家への道をどのように目指したのか。19世紀後半から20世紀初頭を対象に、日清・日露戦争を経て台湾・朝鮮を植民地化する過程を、対外政策と認識を中心に解明する。自由民権運動・朝鮮支配を、エジプトのオラービー運動とイギリスによる支配に重ねながら、東アジアの動向を独自の視点で読み解き、世界の中に日本を位置づける。
序章 世界のなかの東アジア近代/近代日本と東アジア秩序の変動(台湾出兵問題の展開と構造―対外政策の帰趨〈副島外交とリ=ジェンドル構想/副島使節の構想と手法/大久保政権と「蕃地処分」方針の成立/英米の介入と派兵強行/対清戦態勢と大久保派遣〉以下細目略/台湾出兵をめぐる建白書と左院/一八八〇年前後の対清問題―宮島誠一郎の対外認識と活動/「自由民権」の国際的視野―『日本立憲政党新聞』の朝鮮観/自由民権期のエジプト認識―オラービー運動・マフディー運動をめぐって)/東アジア戦争としての日清・日露戦争(日清戦争前後における東アジア秩序の構想/日清戦後から日露戦後へ―対外問題・政策と明治天皇/世界は日清戦争・日露戦争をどう見たか―外国新聞の論調をめぐって)/終章 近代日本と東アジアをめぐる視圏