歴史文化ライブラリー 533

隠れた名君 前田利常

試し読み

加賀百万石の運営手腕

前田家3代目当主は、いかにして加賀藩の基礎を揺るぎないものとしたのか。「一揆の国」の近世化を達成した生涯と業績を描く。

ご注文

1,980円(税込)

ネット書店で購入
honto
紀伊國屋書店ウェブストア
楽天ブックス
ヨドバシ.com
セブンネットショッピング
Amazon
e-hon 全国書店ネットワーク
Honya Club.com
bookfanプレミアム
TSUTAYA オンラインショッピング
HMV&BOOKS online
著者 木越 隆三
ジャンル 日本史  > 近世史
地域 北陸  > 石川県
シリーズ 歴史文化ライブラリー
出版年月日
出版年月日とは
製本所から販売会社(取次店)様への、初回搬入年月日を表示しております。書店様毎の着荷日(発売日)は地域等によって異なりますので、予めご了承くださいませ。
2021/09/17
ISBN 9784642059336
判型・ページ数 四六・272ページ
定価 1,980円(税込)
在庫 在庫あり
隠れた名君 前田利常

この本に関するお問い合わせ・感想

内容紹介
目次

父利家、兄利長の後を継ぎ、前田家3代当主となった利常。彼はいかにして「加賀百万石」と謳われた加賀藩の基礎を揺るぎないものとしたのか。戦国末期からの本願寺門徒や真宗寺院への対応、徳川将軍家との関係などに注目しつつ、最晩年に断行した藩政改革「改作法」に至る政治過程を解明。かつての「一揆の国」の近世化を達成した生涯と業績を描く。

一揆の国の藩政改革―プロローグ/藩公儀の立上げ(将軍の聟、藩主となる/隠居利長と藩公儀の継承)/家中統合と藩政確立(利常親政始まる/家中統合と知行制改革)/一揆の国での国づくり(分裂する本願寺と広がる寺檀関係/伝統寺社再興と寺請寺檀制の導入)/利常の隠居と四代光高の治績(将軍家との蜜月と隠居/辣腕の隠居と光高の治績)/改作法の断行(「御開作」仰せ付け/「百姓成り立ち」と勤勉の要求/改作法のもたらしたもの)/一揆の国の近世化―エピローグ