魏志倭人伝と東アジア考古学

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魏志倭人伝に記された倭と倭人の事物・習俗・社会を、同時代の文献・考古資料から検証。東アジアにおける相対的な位置づけを試みる。

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著者 門田 誠一
ジャンル 日本史  > 古代史
考古学  > 考古学一般
世界史  > 東洋史
地域 外国
出版年月日
出版年月日とは
製本所から販売会社(取次店)様への、初回搬入年月日を表示しております。書店様毎の着荷日(発売日)は地域等によって異なりますので、予めご了承くださいませ。
2021/11/18
ISBN 9784642081542
判型・ページ数 B5・352ページ
定価 13,200円(税込)
在庫 在庫あり
魏志倭人伝と東アジア考古学

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内容紹介
目次

古代中国の正史『三国志』の一部、魏志倭人伝。そこに記された倭と倭人の事物・習俗・社会を、同時代の史書・文献、考古資料から検証する。従来行われていた無批判、単純な研究方法からの超克を目指し、中国王朝と周辺勢力との国際関係、編纂の史的環境、描かれた物質文化史の視点から分析。三世紀の東アジアにおける相対的な位置づけを試みる。

序章 本書の目的と研究方法/倭人の習俗・社会に対する同時代的認識(卑弥呼の鬼道に関する歴史考古学的検討/卑弥呼の冢の同時代的意味/倭の生口に対する検討/倭人の生食習俗/禾稲の語にみる倭国観)/中華社会の礼俗と倭人(被髪と徒跣の同時代的認識/?豆をめぐる礼俗と文化/跪拝と倭人の搏手/葬送記事と棺槨の意味/奴婢の殉葬にみる卑弥呼の冢の認識)/魏志倭人伝に記された物質資料(黄幢の基礎的考察/檄の史的背景/卑弥呼に下賜された五尺刀の意義/下賜品としての金八両の意味/丹・鉛丹・真珠にみる呪術民俗的様相/邸閣の具体像)/終章 魏志倭人伝にみえる倭人の習俗と社会