たたかう神仏の図像学

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勝軍地蔵と中世社会

軍神たる勝軍地蔵はいかにして誕生し、戦争と平和のあわいで変貌をとげながら今日まで生きつづけたか。800年の歴史的道程を辿る。

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著者 黒田 智
ジャンル 美術史  > 日本美術史
宗教史  > 宗教史一般
出版年月日
出版年月日とは
製本所から販売会社(取次店)様への、初回搬入年月日を表示しております。書店様毎の着荷日(発売日)は地域等によって異なりますので、予めご了承くださいませ。
2021/11/26
ISBN 9784642016667
判型・ページ数 A5・332ページ
定価 4,180円(税込)
在庫 在庫あり
たたかう神仏の図像学

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内容紹介
目次

戦乱に明け暮れる中世社会。人びとは、仏法により正当化された武を奮い、平和と安穏を創造する神仏を希求した。軍神(いくさがみ)たる勝軍地蔵(しょうぐんじぞう)は、どのようにして誕生し、時代とともに変貌をとげながら、今日まで生きつづけたのか。列島各地に残る700点余の作例から、勝軍地蔵信仰の誕生と中世的世界観を読み解き、800年にわたる戦争と平和の歴史を辿る。

序/Ⅰ 「日輪御影」を読む(「日輪御影」〈多武峯談山神社所蔵「日輪御影」/附属史料は語る/応長・正和の多武峯合戦〉以下細目略/甲冑の異人/勝軍地蔵の入京)/Ⅱ 勝軍地蔵の東漸(王城鎮護の地蔵/摂家将軍の武威/勝軍地蔵の鎌)/Ⅲ 三つの円光―太陽と月と星のシンボリズム(三光地蔵と三光の図像学/とり違えられた肖像/日輪信仰の世紀)/Ⅳ 勝軍地蔵の図像学(異形の地蔵像/甲冑騎馬肖像画と勝軍地蔵/愛宕勝軍地蔵の図像学)/Ⅴ 軍神論―戦勝を担保するもの(互酬性という両刃の剣/もうひとつの戦争―調伏と鎮魂/供犠と軍神―血祭の系譜/手負う神仏―軍神の戦争④)/Ⅵ 水の神の変貌(矢取地蔵譚の水脈/水の神としての地蔵/湖東の水争いと矢取地蔵/羅城門の祈雨争い/水の神の変貌)/Ⅶ 勝軍地蔵の八〇〇年(愛宕勝軍地蔵信仰の伝承圏/戦国大名、天下人たちの守護神/鎮城と火伏の神から近代戦争へ)/註/図表一覧