歴史文化ライブラリー 558

唱歌「蛍の光」と帝国日本

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「帝国」版図の拡大と「蛍の光」には現存しない幻の歌詞を読み解き、その成立と変遷過程を「国民国家」日本の歴史の中に位置づける。

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著者 大日方 純夫
ジャンル 日本史  > 近現代史
各テーマ史  > 芸能史・スポーツ史
シリーズ 歴史文化ライブラリー
出版年月日
出版年月日とは
製本所から販売会社(取次店)様への、初回搬入年月日を表示しております。書店様毎の着荷日(発売日)は地域等によって異なりますので、予めご了承くださいませ。
2022/09/22
ISBN 9784642059589
判型・ページ数 四六・272ページ
定価 1,980円(税込)
在庫 在庫あり
唱歌「蛍の光」と帝国日本

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内容紹介
目次

卒業シーズンに歌われる定番曲の一つ「蛍の光」。明治に作られたこの唱歌には、現存しない3番と4番があった。「帝国」版図の拡大と幻の歌詞を読み解き、「蛍の光」の成立と変遷過程を「国民国家」日本の歴史の中に位置づける。唱歌教育の実態にも迫り、日本人の教化のみならず、朝鮮・台湾など東アジアの植民地支配に与えた影響を解明する。

モースが聴いた「蛍の光」―プロローグ/「蛍の光」の誕生 「国民国家」日本の成立(『小学唱歌集』初編と「蛍の光」/『小学唱歌集』初編の成立経過/「蛍の光」歌詞の成り立ち/“Auld Lang Syne”と脱亜入欧/「蛍の光」と「国民国家」日本)/「蛍の光」の拡大 「帝国」日本への道(「ふみよむ月日 かさねつつ」―学校教育/「至らんくにに いさおしく」―軍隊と戦争/「蛍の光」も広がり/「千島のおくも 沖縄も」から「台湾の果ても 樺太も」へ/『小学唱歌集』後の唱歌)/「蛍の光」の膨張 東アジアのなかの日本(東アジアのなかの唱歌/台湾植民地化と唱歌教育/韓国・朝鮮における「蛍の光」)/「蛍の光」の崩壊 「大東亜」日本の幻想(「蛍の光」と〝大東亜〟/「蛍の光」と〝鬼畜米英〟/「ひとつに尽くせ 国のため」―「尽忠報国」)/「蛍の光」の戦後 敗戦後の日本(戦争終結と「蛍の光」/戦後処理と「蛍の光」の「日本」/「国民国家」と「蛍の光」)/世界のなかの「蛍の光」―エピローグ