人物叢書 317

仁明天皇

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平安前期の天皇。華美を好む反面、幼少より病弱で医薬に傾倒。承和の変では淳和系を排除し皇統を独占し、のちに聖主と仰がれた生涯。

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著者 遠藤 慶太
ジャンル 日本史  > 古代史
日本史  > 伝記
シリーズ 人物叢書
出版年月日
出版年月日とは
製本所から販売会社(取次店)様への、初回搬入年月日を表示しております。書店様毎の着荷日(発売日)は地域等によって異なりますので、予めご了承くださいませ。
2022/10/31
ISBN 9784642053105
判型・ページ数 四六・272ページ
定価 2,310円(税込)
在庫 在庫あり
仁明天皇

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内容紹介
目次

平安前期の天皇。遷都から40年、唐風文化が成熟して安定期を迎えつつあった時代に即位。華美を好む反面、幼少より病弱で医薬に傾倒し、周囲の反対を押し切り劇薬を服用することもあった。父嵯峨太上天皇の死後に起きた承和の変では、淳和系皇統を排除し、自身の子を皇太子につけ皇統を独占。のちに聖主と仰がれることになる天皇の生涯を描く。

はしがき/即位まで(嵯峨天皇の皇子として/淳和天皇の皇太子)/大嘗会から承和改元(登極/承和改元と新銭鋳造/新天皇の活動)/「国風」への遣唐使(遣唐大使・副使の任命/二度の渡航失敗を経て/承和の遣唐使の意義/火山と神階)/交替する世代(淳和太上天皇の崩御と薄葬/渤海使入京と張宝高問題/嵯峨太上天皇の崩御と政変/大宰大弐藤原衛の起請/承和度の日本紀講)/草も木も栄ゆる時(退けられる遺詔/和歌奏上と南殿の梅/延暦寺定心院の創建/善愷訴訟の紛議と近臣たち/帰朝する入唐僧)/嘉祥改元から算賀・崩御(嘉祥改元/仁明朝の「楽制改革」/仁明天皇四十賀の長歌/雪の朝覲、崩御/后妃・子女と廷臣たち/承和の聖主)/皇室略系図/藤原氏略系図/略年譜