歴史文化ライブラリー 575

賃金の日本史

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新刊

仕事と暮らしの一五〇〇年

正倉院の賃金記録から明治期の職人の収入まで、賃金の高さや生活水準に迫る分析手法を解説。賃金史を数字とデータで読み解く。

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著者 高島 正憲
ジャンル 日本史  > 通史
各テーマ史  > 経済史・経営史・労働史
シリーズ 歴史文化ライブラリー
出版年月日
出版年月日とは
製本所から販売会社(取次店)様への、初回搬入年月日を表示しております。書店様毎の着荷日(発売日)は地域等によって異なりますので、予めご了承くださいませ。
2023/08/18
ISBN 9784642059756
判型・ページ数 四六・320ページ
定価 2,200円(税込)
在庫 在庫あり
賃金の日本史

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内容紹介
目次

昔の人びとは、どんな仕事でどれほどの給与を得て、生活水準はどの程度だったのか。賃金額はどう決められ、その背景にある社会はどう変化していったのか。正倉院に保管された日本最古の賃金記録から、明治時代の職人の収入までの記録・史料を博捜し、推計値を導き出す過程を丹念に解説。1500年にわたる日本の賃金史を、数字とデータで読み解く。

歴史にあらわれた賃金―プロローグ/古代 日本の賃金のはじまり(神話と貨幣/古代の労働者たち/律令官人の仕事と生活/古代の格差/銭の使い方)/中世 職人の誕生とその時代(浸透する銭貨/職人の時代/中世職人の賃金)/近世 都市化の進展と職業の多様化(近世都市の労働者たち/都市に生まれた職業/災害と賃金/賃金に関係するもの/長期の賃金を概観する/新しい賃金史研究)/近代へ(変化する職人たち/工業化のなかで)/近代の職人はどのように描かれたのか―エピローグ