平安時代の日本外交と東アジア

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渤海・高麗との交流や渡海巡礼僧の動向からみた宋との関係を追究。日本朝廷の“外交”と背後の国際的環境に新たな視座を確立する。

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著者 篠崎 敦史
ジャンル 日本史  > 古代史
出版年月日
出版年月日とは
製本所から販売会社(取次店)様への、初回搬入年月日を表示しております。書店様毎の着荷日(発売日)は地域等によって異なりますので、予めご了承くださいませ。
2023/10/31
ISBN 9784642046756
判型・ページ数 A5・328ページ
定価 11,000円(税込)
在庫 在庫あり
平安時代の日本外交と東アジア

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内容紹介
目次
近年見直しが進みつつある古代から中世移行期における日本と東アジア諸国との国際関係を考察。台頭する契丹の影がちらつく渤海・高麗との交流や、出入国管理体制と渡海巡礼僧の動向からみた宋との関係などを追究。10~12世紀の東アジアと日本朝廷との“外交” の歴史的意義と背後にある国際的環境に新たな視座を確立し、中世以降への展望を示す。
序章 研究の視角/東アジアの国際情勢と日本外交―契丹と日本の渤海・高麗関係(日本古代の外交と公使宴会儀礼―『大唐開元礼』との比較を中心に〈日本の公使宴会儀礼の構造/唐の公使宴会儀礼の構造〉/東丹国使について―来朝理由を中心に〈東丹国使の来朝/日本の対応/契丹と東丹/東丹国使の来朝理由と日本の問題認識〉以下細目略/刀伊の襲来からみた日本と高麗の関係/高麗王文宗の医師要請事件と日本/補論 高麗における医療の機能について)/東アジアの国際交流と日本外交―宋と日本の僧・朝廷(平安時代の渡海制と成尋の入宋―成尋〝密航〟説への疑問/補論 平安時代における贈与慣行と『参天台五臺山記』―「志(志与)」の解釈をめぐって/十~十一世紀の日宋交渉と渡海僧/平清盛の対宋外交の歴史的位置/終章 平安時代の国際関係と外交