歴史学を中心とする、人文図書の出版
発掘調査成果と文献史料・絵画史料を駆使し、城と城下の景観にアプローチ。北条氏の志向性から難攻不落と呼ばれた真相を解明する。
王宮・王都のみならず、王宮関連遺跡、古代寺院、古墳墓の構造変化を読み解く。考古学の成果から「日本国誕生」の過程を解き明かす。
道路技術者が、高速道路ルートとの類似性に注目。駅家の位置など、古代道路の全貌を解明した名著を新装復刊。東国三道をゆく。
道幅12メートル、全長6300キロに及ぶ古代道路全線の駅路と駅家を網羅した完結編を新装復刊。西国四道をゆく。
古代日本で中央と地方を結ぶために整備された道と、早馬の中継地として設置された駅。その役割の変化をわかりやすく描く通史。
発掘成果から難波宮の全貌と問題点を解明。 前後に隔絶した規模と構造をもつ前期難波宮が、孝徳朝の難波長柄豊碕宮だと論じる。
稲荷山古墳鉄剣銘や唐代の墓誌銘など日本・朝鮮・中国の金石文資料から、それぞれの歴史の実相に迫る。鮮明な写真や拓本を多数収載。
律令国家交通体系の基礎要素の一つとされる計画道路の形成や変遷の過程を、歴史学・歴史地理学・考古学の方法や成果から解明する。
徳川家康が入国したころの江戸は、どのような姿をしていたのか。いまだ不明な点が多いその様相を、地形環境や遺構群を素材に描く。
沖縄の壺屋焼・九州小倉の三官飴・良薬烏犀圓、京の小町紅・銘酒江戸一…。これらの名産品や商標はどのように生まれ普及したのか。
神田上水・玉川上水・下水網…。文献や絵画、発掘調査から大規模な江戸の上水・下水を紹介。大都市を支えた水のネットワークを探る。
中国の壁画や画像石から、日本への伝播を検証。また石製葬具などの変遷や被葬者との関係から、日本の古墳への受容実態を論究する。
墳丘形態の変化から、文化の浸透や集団のネットワーク、築造技術の進展などを解き明かす。巨大な古墳がいかに築造されたのかを問う。
青銅器・古玉器研究の権威が、玉器の材料や加工技術、名称や用法を余すところなく記述。各時代の玉器文化を懇切に説いた大著を復刊。
古典中の名称との同定、至高神の象徴としての性格、王朝の統治機構中での役割を解明。古代中国の精神と信仰にせまる名著を新装復刊。