歴史学を中心とする、人文図書の出版
地域に根ざした研究蓄積と、多様な専門領域の視点を盛り込んで描く通史。各章を補完するコラムや特論を収録。学び直しにも最適。
2007年の教科書検定で大きな波紋を呼んだ「集団自決」問題。その実態と全体像に迫り、原因を〈天皇制国家の支配構造〉から解明。
『続日本紀』などの文献史料と考古資料を駆使し、赤木・ヤコウガイなどの交易物から、謎につつまれた古代琉球列島の全貌に迫る!
米軍統治下の戦後沖縄でたくましく生きた人びとの暮らしを知る事典。生活に深く関わった出来事111項目を多彩なテーマで紹介する。
強制的土地接収による基地建設、通貨交換、毒ガス貯蔵発覚と住民の「見えぬ恐怖」との闘い…。占領下を必死に生き抜いた人々を描く。
シーサーや爬龍船競争、ミルク神などの民俗慣習を綿密に調査。沖縄文化の独自性を探り、アジア諸文化との関連を平易に解説する。
太平洋戦争末期、激しい戦禍に遭った少年少女たち。彼らの体験や視点を通し、二度と戦争を起こさないために何ができるのかを考える。
周辺地域の影響を受けつつ独自の発展をとげた琉球。歴史考古学の手法から、思想・風習・制度・行動・価値など人々の日常に迫る。
沖縄戦から現在に至る通史を描き、米国・日本・沖縄社会が基地をいかに位置付けてきたのかを検討。課題を多く残す問題の淵源に迫る。
琉球王国の歴史は、なぜ日本の歴史の中に消し去られたのだろうか。明と清、二つの帝国との交流に、琉球の光と影の歴史を探り出す。
琉球処分から米軍占領期までを生きた島袋全発。伊波普猷らとの交流や帝国主義・ナショナリズムとの戦い。沖縄びとであり続けた生涯!
戦闘経過、「集団自決」の実態など、67項目を収録した読む事典。豊富な写真が体験者の証言や戦争遺跡・慰霊碑などの理解を高める。
沖縄の米軍基地に含まれる墓や信仰の対象となる聖地。基地の内と外に存在する多くの神が、戦後いかに祀られてきたのかを描く。
本島だけでなく島嶼部からも精選したグスク46を、図版を交えて紹介。最新の発掘成果に文献による裏付けを加えた、シリーズ沖縄編。
琉球王国最初の法典として18世紀後半に制定公布された。写本数種によって校訂復原。特異な性格をもつ藩法の一つとして貴重な文献。