歴史学を中心とする、人文図書の出版
徳川家康が入国したころの江戸は、どのような姿をしていたのか。いまだ不明な点が多いその様相を、地形環境や遺構群を素材に描く。
神田上水・玉川上水・下水網…。文献や絵画、発掘調査から大規模な江戸の上水・下水を紹介。大都市を支えた水のネットワークを探る。
寛保から明治まで１２０有余年にわたる連年の明細記録。本冊には天保１５年（１８４４）・弘化３年（１８４６）の記録を収める。
豊富な写真で１５０年のあゆみから現在の活動までを紹介し、収蔵品とともに館内を案内。文化財の大切さを学び博物館の魅力に迫る。
「貧困」が当り前の時代から、「貧困」を隠蔽する社会へ。江戸・東京を舞台に、２つの時代の連続と非連続を問い直す。
全国の近世遺跡の発掘事例から、近世都市遺跡の形成と災害との深いつながりを再発見。これからの近世考古学に一石を投じる注目の書。
寛保から明治まで120有余年にわたる連年の明細記録。思想・宗教・文化・芸能・政治・経済・社会等を知る貴重な文献。
幕藩体制下、いかなる経営を行い、今日も商売を続ける礎を築いたのか。大丸・西川家などの史料や帳簿類を分析して経営の実態に迫る。
都心部や多摩川流域の横穴墓群に着目。その構造・副葬品・埋葬のあり方から、造墓集団の性格や地域社会の変容・文化の交流に迫る。
幕府の対策マニュアル、災害復興の中長期的都市政策など人為的な自然環境の改変を解明。災害を自然と人間との相互関係として捉える。
数々の儀式はどこでいかに行われたのか。絵図や記録から本丸御殿の構造と機能を再現。将軍を頂点とする序列から格式社会江戸を究明。
日本最大の初詣スポット、明治神宮。なぜ２０世紀の東京に、新しい神社が造られたのか。忘れられた大正の大事業の真相を掘り起こす。
中世以来６度も主を変えて豪族館から近世城郭へ発展し今も皇居として維持し続ける名城の８００年を解説。城内の諸役所や生活も描く。
大火後の「都市改造」が新たな江戸を創り上げたというのは正しいのか。信頼できる記録から事実関係を確認。大火と復興の実像に迫る。
