歴史学を中心とする、人文図書の出版
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豊臣秀吉の第一位の妻。秀吉の関白就任後は「北政所」の名に恥じない役割を果たし、浅井茶々と豊臣家の存続に尽力した生涯。
「国風文化」の担い手である貴族社会は、この時代にいかなる変化を遂げたのか。都や地方の実態、対外関係などから深層に迫る。
王宮・王都のみならず、王宮関連遺跡、古代寺院、古墳墓の構造変化を読み解く。考古学の成果から「日本国誕生」の過程を解き明かす。
道路技術者が、高速道路ルートとの類似性に注目。駅家の位置など、古代道路の全貌を解明した名著を新装復刊。東国三道をゆく。
従来空白であった平安期南都仏教の動向を追究する。叡尊の宗教活動とともに、鎌倉期南都仏教の史的意義の鮮明化をめざす。
発掘成果から難波宮の全貌と問題点を解明。 前後に隔絶した規模と構造をもつ前期難波宮が、孝徳朝の難波長柄豊碕宮だと論じる。
様々な身分集団が重層的に活動した近世都市・大坂。都市法の整備、茶屋株と都市開発、かわた村の商人の活動を、独自の視点から追究。
戦国期に武功をあげ「御家人の長」と謳われた井伊家。「家」の意識とその継承の危機などを軸に、譜代筆頭としての使命と変遷を描く。
食堂院跡から見つかった遺構や遺物を科学分析も取り入れ徹底調査。魚肉は食べないとされた定説に再考を提起し、未解明の課題に挑む。
豪商三井が三都の店舗で収集・調査した情報記録『聞書』の第2巻。幕府の事件や政策、火事と自然災害、文化・風刺などを収録する。
中世最大の都市であり続けた首都京都。「巨大都市複合体」の成立・拡大から近世都市への昇華まで、考古学の成果から通観する。
中世京都を首都と捉え、成立と展開を考察した画期的研究。衛星都市の機能を追究。首都支配の展開を都市住民の性格とともに探る。
古代国家はいかに形成され展開したのか。貴重な情報を秘めた近畿の古墳からアプローチ。倭国の誕生など、日本古代史の謎を解く。
武士の世のイメージが強い鎌倉時代。都に住む天皇・貴族は日陰の存在だったのか。鎌倉の権力闘争にも影響を及ぼした都の動向を追う。
彼らの日誌や御触書などから、山地荒廃の実態や土木工事の様子、奉行の権限を解明。災害と人間社会の関係を歴史のなかで考える。