歴史学を中心とする、人文図書の出版
化ける・祟ると恐れられた猫は、いかに今日の地位を獲得したか。猫たちへのまなざしの変化を描き、人間社会に猫の歴史を位置づける。
敗戦まで続いた映画、音楽、芝居などへの検閲。取締りに投書という手段で消費者が与えた影響とは。これまでの通説に見直しを迫る。
香木の香りを鑑賞し違いを聞き分けて楽しむ芸道の源流を探り、香文化に関わった人々の姿を浮き彫りにする。政治的役割の側面も描く。
日本人はなぜ、いつごろからはんこを押し続けてきたのか。その歴史を辿り、はんこをめぐる日本独特の文化・社会を探る。
平安・鎌倉期に渡来した茶が、寺院や武家から一般に広がる過程を、生産・流通・消費を軸に解明。茶の歴史から日本文化を見直す。
神話の時代から現代に至る思想・宗教・文学・芸能など幅広い事象を講義形式で解説。その複雑な性格と、豊かな内容を明らかにする。
日本文化の中のマザーグース 伝来と受容の歴史を探る
江戸の世に花ひらいた一大茶の湯文化絵巻。
古記録などから、乗り降りの作法、車種の違い、動力=牛の性能など、失われた日常生活を豊富な図版とともに再現。その魅力に迫る。
古代から江戸時代へと続く鷹狩の歴史と、装束・流派・作法、鷹の生態、鷹の文学、鷹書と専門用語を詳説した唯一の書、待望の新装版。
日本人の暮らしやしきたり。その源流を探る。
茶の湯から、歌舞伎、俳諧、浮世絵、幕末の儒学まで、分かり易く解説した江戸文化入門
教養の側面ももつ遊芸は、日本人の生活文化の中に大きな位置を占めてきた。その諸相を描き出す。
日本文化はどのように形作られてきたのか。文化史の時代区分など、多彩な視点から解明する。
当時の時代背景や思想が如実にあらわれている説話や信仰に焦点を当て、日本文化史を捉えなおす。