歴史学を中心とする、人文図書の出版
鎖国下、西欧唯一の交易国だったオランダとの取引を、日蘭双方の史料の照合により考察。輸入品と国際的商品流通の関係を解明する。
ヨーロッパ中世社会を知る明快な入門書。貴族=領主と対抗しつつ封建王制が確立する過程から、ヨーロッパ連合(EU)の原点を探る。
ウェールズ人との混血の聖職者。ウェールズの教会的独立を目指し国王に立ち向かった人生から、「イギリス人」形成の道のりを探る。
旧石器時代から生産経済の開始、ギリシア・ローマの古典文化までを通観した真の「ヨーロッパ古代史」。改めてその真価を学界に問う。
旧約聖書やイソップ寓話などの題材の起源となったエジプト神話。神々と王・庶民らが織りなす6つの神話の事物・風習・文化を解説。
装いや言動、恋愛や結婚は何を示し、人々はいかに受け止めたか。威光と親しみやすさを共存させてきた歴史や、気高い生き方を考える。
イェール大学歴史学教授であった朝河貫一の、日欧封建制研究の構想などを考察。多彩な業績に光を当て、人文学のあり方を問い直す。
16~17世紀、魔女の烙印を押され無実の人びとが処刑された。ドイツ史のなかの魔術と民衆をみつめる。
フランス革命は冷たい夏が引き起こしたのか!寒冷化の要因を探り、当時の世相を絵画などから検証。気候変動と歴史の関係を科学する。
ビッグバンからインフレーションまで―宇宙論の発展を語る
伝承のなかに隠された大王アレクサンドロスの実像
日本史研究を世界に発信したイェール大学教授・朝河貫一。その先駆性と史学史上の意義を再評価。同大学図書館の資料収集記録も掲載。
〝戦争〟と〝言論・報道の自由〟。第二次大戦下、アメリカは「敵性外国人」である日系人の新聞を、どのように統制・利用したのか。
著者が撮影した写真と多くの資料で、古代エジプト、オリエント諸国、ギリシア、ローマ帝国、フランスの古城のもつ魅力を残らず紹介。
イギリス全土の古城の魅力を、豊富な写真と城の配置図、建築解説でわかりやすく紹介。ウェールズや北アイルランドの古城案内は圧巻。