歴史学を中心とする、人文図書の出版
古代~近代に至る蝦夷地(アイヌモシリ)を東アジアの視野から見つめ、国家と民族、市場経済と地域、文明と未開の文化意識を考える。
エミシはアイヌなのか。古今の記録・文書にアイヌ観の変遷をたどり、エコロジカルな生活を営むとされる〝アイヌ〟について考える。
アイヌ民族の歴史・文化・社会がわかる、初の総合辞典。ひと・もの・こころの3部構成で、約1000項目を図版も交えて平易に解説。
伝統的な儀式「イヨマンテ」、道具や衣服、祈りなどの習俗を映画・写真資料で紹介。アイヌの精神を伝える貴重なコレクション。
文法・系統・口承文学をわかりやすく解説。金田一京助らアイヌ語研究者の思い出も収める。不朽の名著を装い新たに復刊。
オホーツク海の外に開かれた、広壮なアイヌ文化と向き合う。
平安時代の和鏡から軍服用の米国製金ボタンにいたる「モノ資料」を取り上げ、文字を持たなかったアイヌ文化の歴史に迫る。
蝦夷という名称はなぜ存在してきたのか。史資料の根本にある蝦夷・アイヌ観を徹底的に解明し、アイヌ民族史の今後の課題を展望する。
蝦夷の文化的変容を、考古学と文献史学から考察
先アイヌ文化「擦文文化」の成立と展開を論証。考古学的視点から史料を読み直し、国家史の中での異族・アイヌ史を探る