歴史学を中心とする、人文図書の出版
16世紀、氏親に始まり義元の全盛期を経て、氏真で滅んだ戦国大名今川氏。その領国形成と政治的展開、社会経済構造を解き明かす。
安政条約の調印に成功し日本開国の主役を演じる。唐人お吉の伝説で有名な辣腕外交家の面目を描く。
国学の巨匠、天成の万葉歌人、熱烈な復古思想家。その生涯と業績を時代的背景の上に巧みに描く。
天保改革を断行し幕政危機の打開を計ったが士民の怨嗟を買って失脚! 悲劇の宰相苦闘の生涯を活写する。
名城60を、西部・中部・東部に分け、豊富な図版を交えて紹介。最新の発掘成果に文献による裏付けを加えた、シリーズ東海編完結。
山梨・静岡・神奈川の縄文~近世のテフラ(火山灰)が堆積した噴火罹災遺跡を詳細に検証。富士山噴火と人類の共生を探る。
江戸幕府初代将軍。後世の顕彰や逸話によるイメージから脱し、一次史料から等身大の姿に迫る。巻末に「家康の居所・移動表」を付載。
サムライたちの敗者復活。近代的で高い教育内容の沼津兵学校で先進的な教育を受け、新時代を駆け抜けたかつての幕臣たちの青春群像!
宝永4年、富士山は620年ぶりに大噴火を起こした。生産・住居など生きる手段を失った住民たちの生活復興への戦いを描く。
江戸城の石垣や城下の建設に用いられた伊豆石はいかに切り出され江戸まで運ばれたのか。江戸城普請に関わった人びとの姿にも迫る。
戦国大名今川氏の支配構造・歴史的性格を体系的に論証する。永年にわたる関係史料の嵬集に裏付けられた、多方面の研究を集大成。
権力編成や支配機構の実態から、動向やあり様に迫る。花蔵の乱の新説、葛山氏=今川氏・北条氏の両属説など、通説に一石を投じる。
三河の統一から武田氏との攻防、家臣団と諸大名の動向、政治戦略を詳細・平易に叙述。相次ぐ新説も丁寧に検証した、家康論の決定版。
義元はなぜ桶(おけ)狭間(はざま)へ進軍したのか? 「公家風で凡庸」という通説を見直し、知られざる義元の実像に迫る決定版!
幕末軍制改革の到達点、明治の近代教育の出発点としての意義を検証し、多くの人材を輩出した、先進的で独自な教育の実態に迫る。