歴史学を中心とする、人文図書の出版
出雲でいかに「地域」が形成・展開し、公家・武家・寺社勢力による権門体制国家が支配しようとしたのか。地域と国家の相剋に迫る。
『出雲国風土記』を考古学の成果から再検証し、役所の姿、数々の寺院を復元。古代都市としての出雲国の成立を明らかにする。
発展の過程と、大内・毛利氏との全面戦争、山中鹿介らの奮戦むなしく滅亡するまでの歴史を、軍記物の虚像を排して描いた名著。
石見銀山の開発を契機に、日本経済や東アジア貿易、国際関係は激変した。銀の支配と流通から西国大名の貿易や織豊政権の物流を活写。
新たな視点で八雲立つ出雲国を神話の世界から解き放ち、古代出雲人の生活に迫る!
神話の舞台出雲と、世界に名高い石見銀山。荒神谷・岩倉遺跡の古代世界、小泉八雲に文化を探る。
伯耆大山、鳥取砂丘、隠岐。後醍醐天皇や守護山名氏の動向、円山応挙らに豊かな文化を再発見。
神々の国、悠久の遺産。日本文化の原像に迫る
神国出雲を一地方史でなく、日本古代史全体の流れの中で果した役割を明確にし、中央中心主義の日本史の枠を破る。
古代の知的冒険の旅へと駆り立て、新しい古代史像を構築する