歴史学を中心とする、人文図書の出版
祭神アマテラス大神の誕生から、植民地の神宮建設、戦後の混乱期における変革までを概観。東アジアへ視野を広げ、その変遷に迫る。
変化する式年遷宮、脱法人化…。天照大神を天皇家の祖先神として祀る伊勢神宮。時代状況に合わせ変容する伊勢の近現代史を描き出す。
近代日本の世界的な大商人!伝説化された既往の真珠王伝を、新資料により大きく書き改めた力篇。
愛知・三重の各県から精選した名城71を、尾張・三河・三重に分け、豊富な図版を交えて平易に紹介。シリーズ東海編の第2弾。
原始から現代へと至る苦難と興隆の歴史を辿り、その豊かで力強い文化を紹介する。働くことの意味などを現代社会に問いかける。
日本古来の精神を追究した本居宣長。『古事記伝』の成立過程を中心に、学問的営みと特徴を詳述し、思想史に与えた影響を解き明かす。
熊野三山をめざす巡礼の道。現地調査に基づく正確な内容と詳細なコースガイド、豊富な写真で世界遺産・熊野古道を歩く旅に誘う。
明治から昭和戦前期の政治家。内大臣として昭和天皇を補佐し、信任を得る。彼の生涯を通して、近代日本の繁栄と挫折の歴史を描く。
時の政治や経済に翻弄されながらも、建築の伝統を引き継いできた工匠たち。造営組織の変化や匠の系譜から、彼らの1200年を追う。
天照大神は、いつ、なぜ伊勢の地に祭られたのか
鎌倉時代を中心に、遷宮、公卿勅使、神宮作所、財源など、神宮をめぐる諸問題を明らかにし、伊勢神道の成立・展開過程と背景を探る
宣長学の特質を解明。詳細な「研究文献目録」付
平城の都、東大寺・興福寺と土民蜂起、伊勢参りと沿道の賑い等々、古都ならではの歴史を追求。
戦国期、南伊勢に勢力を誇った北畠氏。城下町・多気や中世村落・上野遺跡、木造氏に関わる軍記などをテーマにした論考。
聖地=熊野三山。「蟻の熊野詣」と称されるほど人々が行き交った熊野古道と進取の気性を紹介。