歴史学を中心とする、人文図書の出版
日本植物学の鼻祖、近代科学史上の一先駆。明治12傑の1人に数えられた異数な学者の生涯を描く。
草莽の志士となった者、村のために生きた者…。幕末明治を生き抜き、地主として村役人を兼ねた上層農民「豪農」の知られざる実像。
愛知・三重の各県から精選した名城71を、尾張・三河・三重に分け、豊富な図版を交えて平易に紹介。シリーズ東海編の第2弾。
厳しい報道規制のなかで、地元新聞社の果たした役割を考察。防災教育の促進と意識の向上を呼びかける。注目作を新装復刊。
江戸幕府初代将軍。後世の顕彰や逸話によるイメージから脱し、一次史料から等身大の姿に迫る。巻末に「家康の居所・移動表」を付載。
今川領国への侵攻から武田氏滅亡まで、新説をふまえ描く。信長との関係、松平信康事件などにも注目。苦難を乗り越えた家康の前半生。
今一度の史料批判、鉄炮玉化学分析などの新成果を加味。両軍の鉄炮装備、兵農分離軍隊の実態など、合戦の諸問題を徹底的に検証する。
幕末の尾張藩主徳川慶勝の撮影した古写真300点強を厳選収録。家族の肖像、名古屋城など、幕末の動乱と近代化する日本の姿が甦る。
武田家を滅亡させ暗愚の将とされてきた勝頼。新戦術(鉄砲)と旧戦法(騎馬)の対立軸で語られてきた合戦を捉え直し、実像に迫る。
桶狭間から本能寺まで、生涯戦争に明け暮れる。天下統一に邁進した革命家のごとく英雄視する後世の評価を再考し等身大の姿を描く。
三河の統一から武田氏との攻防、家臣団と諸大名の動向、政治戦略を詳細・平易に叙述。相次ぐ新説も丁寧に検証した、家康論の決定版。
平和も労働も家族も自分たちの現実にしようという活動の全過程を、参政権運動として解き明かす。
織豊期の家康独自の支配体制を基盤の農村から解明
婦人雑誌に自立への模索を投稿した戦前から現在まで、女性は自らの解放のため何をしてきたのか。
名古屋・岐阜、木曽三川と輪中の美濃平野。壬申の乱と不破の関、信長と関ヶ原の戦いなど、独特の歴史を辿る。