歴史学を中心とする、人文図書の出版
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中近世移行期の山野は地震・水害が頻発した。資源の調達・利用や災害への対応を追究し、自然環境と人間との関係を再考する。
鎌倉に残った頼朝と上洛した義仲。反平家の兵を挙げた両雄は異なる路線を進み、対決に至る。彼らをとりまく諸勢力の動向を描く。
甲斐を拠点に全国へ展開した武田氏は、いかに清和源氏一門としての地位を確立したのか。系譜資料や伝承から500年の軌跡をたどる。
日本の法制史学の創始者。支配者目線の日本史を個人の権利意識から私法史に捉え直し、大学の自治、学問の自由のために戦った生涯。
近代日本文明の型をつくった〈豪傑〉の生涯を50のエピソードで辿る。思想と行動を平易に描き、個性豊かな実像を浮き彫りにする。
越後と相模の戦国大名が繰り広げた「越相戦争」。これを関東管領をめぐる争いなど、5つの対立軸から探り関東平野の覇権争いを描く。
ガラ紡織機を発明し日本産業発展史上に不滅の名を残す。窮乏裡に不撓の努力を続ける苦悩奮闘の生涯。
戦国乱世を駆け抜けた甲斐の虎=武田信玄。信濃侵攻から川中島の戦い、西上作戦に至る軍事、家臣団まで。〈風林火山〉の真実に迫る!
約60年続いた内乱だが信濃国は20年も長引いた。悪党たちが全国展開した時代、当地の地域集団に光をあて内乱長期化の要因に迫る。
金刺舎人氏など有力豪族の動向や諏訪信仰の対象が変化する社会的背景を分析。氏族と信仰を切り口に新たな古代信濃史像を提示する。
郵便の父。海運・鉄道・新聞・教育等々、近代日本確立期に多彩な活躍をした真摯な人物像を活写。
越後国の戦国大名。関東管領を務め信玄・信長と対決し、関東出陣を目前に病没。発給文書を中心に生涯を辿り、信仰、人柄に迫る。
山梨・静岡・神奈川の縄文~近世のテフラ(火山灰)が堆積した噴火罹災遺跡を詳細に検証。富士山噴火と人類の共生を探る。
各地に網羅された水陸の道。物資運搬に重要な役割を果たした馬や生業などを通して、多民族・多文化共生の社会を描く。シリーズ完結。
風林火山を掲げ、戦国乱世を怒濤のごとく駆け抜けた信玄。城・合戦を多数の写真と地図から辿り、「川中島の合戦」などの真実に迫る。