歴史学を中心とする、人文図書の出版
中近世移行期の山野は地震・水害が頻発した。資源の調達・利用や災害への対応を追究し、自然環境と人間との関係を再考する。
甲斐を拠点に全国へ展開した武田氏は、いかに清和源氏一門としての地位を確立したのか。系譜資料や伝承から500年の軌跡をたどる。
日本の法制史学の創始者。支配者目線の日本史を個人の権利意識から私法史に捉え直し、大学の自治、学問の自由のために戦った生涯。
戦国乱世を駆け抜けた甲斐の虎=武田信玄。信濃侵攻から川中島の戦い、西上作戦に至る軍事、家臣団まで。〈風林火山〉の真実に迫る!
山梨・静岡・神奈川の縄文~近世のテフラ(火山灰)が堆積した噴火罹災遺跡を詳細に検証。富士山噴火と人類の共生を探る。
各地に網羅された水陸の道。物資運搬に重要な役割を果たした馬や生業などを通して、多民族・多文化共生の社会を描く。シリーズ完結。
風林火山を掲げ、戦国乱世を怒濤のごとく駆け抜けた信玄。城・合戦を多数の写真と地図から辿り、「川中島の合戦」などの真実に迫る。
戸籍などにみる文字の権威や、祈り・まじないの原像、仮名成立を解く新発見など、地中から甦った文字資料が豊かな古代社会を語る。
古代の国家と地域の社会はいかなる関係にあったのか。甲斐国を舞台に全国各地の事例も含め、地域から古代を考える新しい試み。
県内から精選した名城61を、国中五地域と郡内に分け、豊富な図版を交えて紹介。最新の発掘成果と文献による解説を加える。
宝永4年、富士山は620年ぶりに大噴火を起こした。生産・住居など生きる手段を失った住民たちの生活復興への戦いを描く。
実像を知られていない越後の上杉謙信と甲斐の武田信玄。川中島合戦の真実や伝説の参謀の実在性、天下人になれなかった理由を追究。
ロマン溢れる街道を行く!内藤新宿、新撰組と日野宿、千人同心の八王子、風林火山の甲府盆地を経て諏訪へ。
武田信玄の国中と、織物・富士信仰などの郡内。飯田蛇笏に至る俳諧の伝統に、地域文化を発見する。
しばしば謙信と角逐し、信長を畏怖せしめた戦国無双の名将。中原の鹿を射損じた長恨の生涯と面目を描く。