歴史学を中心とする、人文図書の出版
高い生産力を発揮した江戸近郊の山間地域。「山」利用の実態、林業を支える村構造を考察。商品経済的な林業の成立中心に特徴を解明。
源頼朝による武家政権創設の鍵となったのが、武蔵武士の動向だった。畠山・江戸・熊谷らの実像を解明し、鎌倉幕府の原風景を探る。
「分け隔てない廉直な人物」と伝わる畠山重忠。諸系図や考古学から在地領主としてのあり方に鋭く迫り、武士としての生き方を描く。
栄光と挫折を味わい僧となった東国武士。なぜ武士身分を貫徹できなかったのか。苦悩と行動の真意を探り、中世武士とは何かを考える。
将軍家光・家綱に仕え、島原の乱を鎮圧。幕府確立に尽力し、川越藩主として「小江戸」川越の基盤を築いた「知恵伊豆」の実像。
浅間山噴火と一揆、和宮下向、軽井沢に集う文人たちに近代遺産を発見。街道筋独特の歴史と文化を追究。
近代日本の発展に多大な役割演じた大実業家。驚嘆すべき広範活動を時代の息吹と共に鮮明に描く
幼時失明の身で群書類従をはじめ、莫大な古典編集校刊の偉業を遂ぐ。驚嘆すべき盲人学者稀有の生涯を描く。
鎌倉武士の典型、美談に富む誠実礼節の勇士。遂に北条氏に滅ぼされる、 数奇な生涯を鮮かに綴る