歴史学を中心とする、人文図書の出版
出版年月日 2023/11/30
黎明期から終焉までの歴史を平易に解説。史料を博捜して全国各地の醸造所や銘柄など地方ビールに関する情報を紹介したユニークな書。
鎌倉・室町期から織豊期の、城郭が描かれた絵画史料を可能な限り集成。カラー図版に平易な解説を加え、中世城郭の世界へいざなう。
唐の律令格式の伝来や日本での編纂過程を『令集解』や敦煌文書などに基づき解明。日唐間の情報伝播や日本社会と法との関わりも考察。
王宮・王都のみならず、王宮関連遺跡、古代寺院、古墳墓の構造変化を読み解く。考古学の成果から「日本国誕生」の過程を解き明かす。
出版年月日 2023/11/27
近世の村と町はいかに形成され、変化したのか。都市の開発、労働力の奪い合い、在方町の行財政など、地域社会と権力のあり方を解明。
院派・円派・慶派などに分かれ、寺々で腕を振るった39名。優れた造仏の技量に加え時代と社会のなかでの個性豊かな生き様に迫る。
藤原式家の嫡男。突如大宰府に左遷され、聖武天皇を批判し蜂起するも敗死。奈良時代最大規模の内乱の首謀者となった生涯に迫る。
出版年月日 2023/11/24
乙巳の変の後、中大兄皇子と中臣鎌足の動向から何が読み取れるのか。既存の文献と出土文字資料を総合し倭国内外の実態を詳解する。
出版年月日 2023/11/20
出版年月日 2023/11/17
社会も宗教も混沌とした鎌倉時代において、いかに自らの道を切り開いたのか。『正法眼蔵』から思索と人間像を浮き彫りにする。
吉祥とされた意匠から当時の社会的背景や時代性を読み解く。真実を覆い隠した姿を解明し、近代史・美術史の中に位置付ける。
旅行形態や費用感、交通・情報インフラなどの変遷を追い、そのなかでの温泉地の対応にも言及。温泉旅行を通史的に描く。
出版年月日 2023/11/16
道幅12メートル、全長6300キロに及ぶ古代道路全線の駅路と駅家を網羅した完結編を新装復刊。西国四道をゆく。
道路技術者が、高速道路ルートとの類似性に注目。駅家の位置など、古代道路の全貌を解明した名著を新装復刊。東国三道をゆく。
出版年月日 2023/11/15
日本考古学の成果を発表する場となるものであり、海外の学界との交流にも基本的文献として送付
出版年月日 2023/11/06
軍事史に限らない多様な専門領域を持つ研究者が結集。国際関係・政治・軍事・経済などから、海軍と社会との双方的な関係を解明する。
出版年月日 2023/11/02
戦国史研究の深化を着実に進めていくことを目的にした機関誌
出版年月日 2023/10/31
渤海・高麗との交流や渡海巡礼僧の動向からみた宋との関係を追究。日本朝廷の“外交”と背後の国際的環境に新たな視座を確立する。
出版年月日 2023/10/30
「鎌倉遺文」の、「鎌倉遺文」による、「鎌倉遺文」のための研究論文・目録等を掲載する。
諸領域からの文書研究の促進を図る正倉院文書研究会による待望の論文集。
出版年月日 2023/10/26
御家騒動や飢饉など度重なる困難に見舞われた一方、数々の試練は平和で近代的な社会システムの芽を育んだ。仙台伊達家の近世を描く。
出版年月日 2023/10/20
日記と歴史百科が一冊で便利な大好評の手帳。毎年歴史家や、教師・ジャーナリスト・作家・学生・歴史愛好者等、多数の方々が愛用。
中近世移行期の山野は地震・水害が頻発した。資源の調達・利用や災害への対応を追究し、自然環境と人間との関係を再考する。
出版年月日 2023/10/18
武士は戦死とどう向き合い、いかに語り継いだのか。鎌倉幕府による顕彰や鎮魂にも光をあて、敵も弔った心性を読み解く。
相撲・蹴鞠・打毬…。海外渡来の文化に改良を加え、日本独特の文化を生み出してきた歴史を考察。近代スポーツの到来までを見通す。
佐賀城・名護屋城・原城…。佐賀・長崎の各県から精選した名城68を、豊富な図版を交えてわかりやすく紹介。シリーズ九州編完結。
領主と百姓の相克、武士と町人の交流、モノやカネの動き。様々な集団やつながりに依拠して懸命に生きた人びとの姿を描く。
中世以来の人々が営んできた信仰のあり方と、徳川氏を権力として戴く近世社会との関係を読み解く。宗教史の再解釈に挑む意欲作。
出版年月日 2023/10/16
鎌倉前期の有力御家人。執権泰時と新体制を支え朝幕関係の要として朝廷から頼りにされた。『吾妻鏡』に史料批判を加え、実像に迫る。
古代日本で中央と地方を結ぶために整備された道と、早馬の中継地として設置された駅。その役割の変化をわかりやすく描く通史。