歴史学を中心とする、人文図書の出版
19世紀末の登場から敗戦までの作品の考察と検証を行い、絵画や写真の影響、主題の変化などを解明。「美術」の枠組みに位置づける。
ナチス政権下で開かれた伯林日本古美術展覧会。日独メディアの報道内容から展覧会の全貌に迫り、美術と政治が交錯する世界を描く。
記録の保存、記憶の伝達…。紀元二千六百年と万国博覧会を契機に日米を席巻した未来へ記念碑、タイムカプセルの全貌を探る。
1920~50年代、美術史学は学術研究として確立。美術全集、ラジオ番組、展覧会などを事例に、美術と社会のつながりを探究する。
日本画と洋画の美学的背景を探り、明治後期の日本で西洋の理想主義がいかに受容されたのかを、近代美術の展開と合わせ検討する。
工芸は日本文化の表象たりえるのか? 未来を模索
美術はどこにいくのか。日本美術のいまを考える
きらびやかな屏風絵で知られる尾形光琳は、死後に西欧や日本で評価され、再生を繰り返した。時空を超えて生き続ける軌跡を辿る。
古い物が美術品や文化財、骨董品などと呼び分けられる様子と、好古家たちの姿から美術史を再考。