歴史学を中心とする、人文図書の出版
「奥羽仕置」以降、時代の潮流に東北の地域社会はどう向き合ったか。伊達政宗と蒲生氏郷の拮抗、“北の関ヶ原”長谷堂合戦等を描く。
伊達氏の登場から奥羽仕置まで、陸奥・出羽の大名・領主らの動向と争乱を描く。居城や領地、民衆の生活まで東北の戦国社会が甦る。
室町幕府と鎌倉府のはざまで、東北の勢力はいかに動いたのか。双方への奉公を求められた在地領主=国人たちの動向から読み解く。
東北が支えた御家人社会。交通や人々の生活の様相など、「幕府の植民地」論には収まらない“東北の鎌倉時代”を日本史に位置づける。
世界遺産平泉。みちのくに一大都市はなぜ生まれたのか。仏教文化が栄えた原動力と、中世東北の扉を開けた平泉藤原氏の実像に迫る。