歴史学を中心とする、人文図書の出版
「士農工商」の枠組みを維れ、多様な集団を広い視野で考える「身分的周縁論」は、この課題をどこまで読み解けるのか。
領主権力との狭間で、支配をささえた彼らの実態と、身分制の特質を、政治社会の根源から問い直す。
働く人々の実態を活写しながら、近世の身分制を考える。
都市を基盤としながら、農村へも浸透した商人の実像と、商いの現場を描く。
芸能・文化の世界に生きた多くの芸能者。その変遷をたどり、近世民衆のさまざまな文化ネットワークを解き明かす。
組織の周縁にあった宗教者たちはどのように生きたのか。仏教中心に語られてきたその実態を周縁の人々から探る。