歴史学を中心とする、人文図書の出版
京都での東西両軍の対立に至る政治過程や、大乱の様子と乱後の情勢を西国にも目を向けて叙述。乱世へと向かう時代を通観する。
伊達・上杉・北条・武田・今川・織田―大名間「外交」と国衆の動静を軸に、各地の情勢を詳述。戦国大名確立の背景に迫る。
秀吉の天下一統~徳川政権確立の政局をたどる。兵農分離の実像や芸能など、社会と文化にもふれながら「天下人」の時代を見渡す。
16世紀後半、信長は室町幕府に代わる政権を立て全国を統合へ向かわせた。将軍義昭の追放や社会の諸相から織田政権の実像に迫る。
16世紀後半、関東では武田・上杉らの領土紛争が激化、奥羽では伊達勢力が急拡大する。織豊政権の介入で統合へ向かう東日本を描く。
16世紀後半、西日本では毛利氏、尼子や大友などの地域勢力が領土争いを繰り広げた。社会状況も概観し、西国大名の覇権争いを描く。
16世紀前半、幕府は分裂し新たな社会秩序の形成へと向かう。三好政権成立などを描き、畿内近国における争乱の歴史的意味を考える。
大内氏と大友・尼子氏らとの戦いや毛利氏の台頭などを描き出し、分裂から統合へ向かう西日本を周辺海域の中に位置づける。
15世紀後半、東日本の地域社会は戦国の世へ突入。室町幕府の東国対策などを描き、戦国時代の開幕を見とおす。〈シリーズ刊行開始〉