歴史学を中心とする、人文図書の出版
200年以上安定していた幕府・社会はなぜ解体したのか。国内外の諸問題への対応を模索するも限界を迎えるまでを通観する。
将軍と側近による幕政の主導、通貨・物価問題、藩政改革などに着目。5代綱吉から田沼意次の時代までの政治と社会に迫る。
近世の村と町はいかに形成され、変化したのか。都市の開発、労働力の奪い合い、在方町の行財政など、地域社会と権力のあり方を解明。
領主と百姓の相克、武士と町人の交流、モノやカネの動き。様々な集団やつながりに依拠して懸命に生きた人びとの姿を描く。
寺社・学問・医療・旅・文芸などをめぐる新たな潮流を生み出し、受けいれた社会に光をあて、身分と地域を超えた人びとの営みを描く。
国際交易とキリスト教政策、幕府と藩、武家と朝廷の関係、北方や琉球などを視野に、徳川4代家綱期までをグローバルな視点で描く。