歴史学を中心とする、人文図書の出版
諸国を巡って、念仏を広めた阿弥陀聖。念仏の利益を説き、民衆とともに生きたその生涯に、民間浄土教の世界を探る。
戒律復興と民衆救済・社会事業に献身する師弟二人の高僧。その思想と行動に現代的意味を探る。
謎多い生涯の虚像と実像を検証。真の太子像を探る
万人平等の救済や文学の法然像に「温かさ」を探る
伝道と法難に明け暮れた日親と不屈の信念を貫いた日奥。権力に立ち向かった二人の導師の思想と行動。
諸国への勧進活動と民衆救済の社会事業を推進した聖者。重源を東大寺再建に駆り立てたものは何か。
政治を側面から動かした二人の僧。江戸幕府建設にいかなる役割を果たしたか。政治と宗教の問題を考える。
自らの理想を追い続けた求道者。その思想と活動の足跡をたどる。伝教大師が日本人に残したものは何か。
戦国乱世、北陸に大教団を築く。蓮如の精力的な活動の源泉は何か。その行動に現代を生きぬく知恵を学ぶ。
国家の弾圧をうけながらも民間布教と社会事業に生きる。菩薩と崇められた行基の魅力とは。
衣食住と家族のすべてを捨て全国を遊行して歩く念仏の捨聖。捨てる思想は、現代に生かせるか。
「悪人こそ往生をとげうる」と唱えた親鸞。その思想と近代知識人に与えた影響を追求し、真の民衆宗教者の実像に迫る。
蒙古襲来の予言と流罪…、救世主日蓮の波乱の生涯と法華経に生きた信仰の世界。
比叡山から建仁寺、そして中国の天童山へ。正伝の仏法を求める足跡を辿り、道元の禅とは何かを探る。
即身成仏、曼荼羅、衆生救済…。真言密教の大成者=弘法大師の実像とは。人びとの心に今も生きる大師の魅力に迫る。