歴史学を中心とする、人文図書の出版
戦争の痕跡や集落と墓の分析から、首長間の階級関係を地域構造の重層化として提示。考古学の成果だけでなく国家理論の現状にも触る。
弥生時代政治史研究の基礎となる編年と暦年代論、前提となる農業生産力などの社会経済上の問題を再検討。研究の到達点を明確に示す。
弥生時代社会の王権誕生論を集成。東アジア世界と倭国の動勢を探り「卑弥呼共立」の歴史的解釈を提示。「日本的」都市の形成に迫る。
弥生時代の政治社会を支えたものとは。マツリのシンボルだった青銅製祭器の変質過程を解明し、「国家と王権」の形成史に位置づける。