歴史学を中心とする、人文図書の出版
シリーズをさらに絞り込む
養育院・上野地下道・残留孤児をキーワードに、児童福祉施設の運営、東京大空襲の被害などを詳述。今後の研究課題を展望する。
孤児救済に尽力した施設などの取り組み、大阪大空襲や沖縄戦における実態を詳述。孤児出身者の原爆体験や路上生活などの証言も紹介。
孤児の実態を一人の生の記録として着目。孤児になる経緯・ジェンダー等の視角を重視し、現代的観点から孤児問題を考える姿勢を提示。
日中戦争から敗戦に至る戦争の時代。翼賛体制・大東亜共栄圏は、いかに構築されたのか。社会構造の変容をふまえ総力戦体制に迫る。
政党内閣制は五・一五事件で崩壊し、軍部の政治介入が強まる。デモクラシーはいかにして潰えたか。戦争に向かう時代を克明に辿る。
植民地帝国へ変貌した日本は、中国の革命への対処など国際化に曝された。ワシントン会議から二大政党制とつづく変革の時代を描く。
19世紀末、帝国化はいかに進められたのか。藩閥と政党の対立と協調、企業勃興、日清戦争から日露戦争へ。帝国化の起点に迫る。
自由民権運動・憲法制定・国会開設・初期議会から条約改正までの過程を解読。「主権国家」の成立と民衆の動向、国際情勢に鋭く迫る。
王政復古の大号令により誕生した新政府はいかに近代国家を目指したか。日本史上有数の国制改革の実態を描き、明治維新の核心に迫る。
平和に資する軍事史研究を目指して。戦前、人びとの暮らしにとけ込んでいた軍隊の風景とは。日常のなかに軍隊が存在した意味を問う。
徴兵制や師団編制、軍人のありかたとその生活など、制度と実態の多様な項目を解説。現代のわれわれが軍隊を考えるための知識を集成。
明治初年以降、台湾・南樺太・満洲・朝鮮・南洋群島の旧植民地に、軍隊はいかに関わったのか? 現地軍隊の動向を、地域ごとに追究。
古さと新しさが併存する近畿地方で、軍隊がいかに存在したのかを探る。在郷軍人会の成立など、民衆の視点からも軍隊を問い直す。
旭川・弘前・大湊・仙台…。ロシアとの緊張・アイヌの徴兵・八甲田山遭難事件・昭和三陸津波・徴兵忌避―。北の護りの役割と実態!
東京・横須賀・習志野・霞ヶ浦・所沢・宇都宮…。帝都の護りを担い張り巡らされた関東の軍隊。絶えず軍事化した歴史的変遷を追う。