歴史学を中心とする、人文図書の出版
シリーズをさらに絞り込む
キリスト教やイスラーム教、儒教を信仰する地域と比較。妻帯、信仰などを考察し、アジア史、世界史のなかに日本宗教史を位置づける。
葬式、死後供養、ご利益、戦争死者…。人が生まれてから死を迎えるまで、社会の営みの基底にいきづく多様な〈信仰〉のかたちを描く。
仏教・儒教・道教・キリスト教や様々な民間信仰をとりあげ、伝播の衝撃や受容の実態などを明らかにし、その歴史的意義を考える。
明治・大正以来の研究を振り返り、今後の学問の方向を探る。近代国家の展開に共振する学問史を洞察し、新たな研究の地平をめざす。
古代から近代まで、神の祭祀や仏法伝来、宗教活動の展開と宗教統制などを柱に概観。文化交流史などの分野から宗教史像をとらえ直す。
仏教・神道・キリスト教など多様な宗教が併存する日本社会。古代~現代の、さまざまな宗教・思想・信仰の融合と葛藤の軌跡を辿る。
三河一向一揆と松平氏の領国支配を基礎構造の分析の上にたってとらえ、松平氏中心史観に蔽われていた三河の中世史を解明した労作。
開祖法然と傘下にあった念仏上人(聖)たちの思想動向、教化の様態、その想念に懸かる念仏聖像、念仏教団の構造的特質などを追求。
一遍智真と時衆・初期教団の形成とその構造・教義体系化の試み・それを受け入れた社会的基盤を、教義と歴史のかかわりの中に論じる。
全国の神社数を3分の2に減少させた整理政策の理念と実施過程および結末の諸相を、政府・地元住民・神職の対抗関係の中で分析する。
諸国を巡って、念仏を広めた阿弥陀聖。念仏の利益を説き、民衆とともに生きたその生涯に、民間浄土教の世界を探る。
戒律復興と民衆救済・社会事業に献身する師弟二人の高僧。その思想と行動に現代的意味を探る。
謎多い生涯の虚像と実像を検証。真の太子像を探る
万人平等の救済や文学の法然像に「温かさ」を探る
伝道と法難に明け暮れた日親と不屈の信念を貫いた日奥。権力に立ち向かった二人の導師の思想と行動。