歴史学を中心とする、人文図書の出版
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再生産される古代の造形…。7世紀の仏教美術を「古典」と捉えつつ、鎌倉時代までを視野に天皇と古代仏教美術の関係を探る。
狩野探幽や俵屋宗達が宮廷に好まれたのはなぜか。琳派の展開や、自ら絵筆をとる天皇・皇族の姿など、雅やかな京都画壇の実像を探る。
西欧文明との接触で変貌を遂げる伝統的天皇像。その可視化を切り口にして、近代における天皇のありようを、美術史から問い直す。
南北朝~戦国の動乱期、天皇はいかに美術に関与し続けたか。生き残りをかけた王権の美術戦略は、強力なイメージの磁場を生み出した。
天明の大火を契機に変化した朝廷と絵師の関係を、京都の絵師の活動から解明。御所障壁画制作の実態などから京都画壇の実像に迫る。
鎌倉~南北朝期の美術史を、「まなざし」の力学から考察。絵巻物など院政期美術を再検討し、未解明の14世紀美術史を体系的に把握。
中国絵画の碩学による日本初の本格的通史。紀元前から明の時代まで、内外の研究成果と新出の素材を駆使した大著を、待望の限定復刊。