歴史学を中心とする、人文図書の出版
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古代武蔵国の中心であり、江戸へつながる街道や鉄道敷設で発展してきた多摩東部や、世界自然遺産の小笠原諸島などの歴史を訪ねる。
同時代の京都の動向や造像の比較とともに、中尊寺金色堂の諸仏や須弥壇の工芸意匠、金字宝塔曼荼羅などを科学調査の成果から検討。
立川段丘、多摩丘陵、奥多摩…。江戸・東京を支え続けた、豊かな自然と開発が織りなす多摩地域の歴史を探る。
『中尊寺供養願文』や金銀字一切経などに着目。平泉前史の国見山廃寺の性格から鎌倉期の中尊寺史まで、平泉仏教文化の実像に迫る。
宿場町千住や門前町柴又のなつかしい街並みと再開発されたニュータウンが溶け合う東京低地。新たな活気に満ちた4区のルーツを探る。
奥州藤原氏歴代の居館・柳之御所遺跡、平安時代寺院庭園群などの発掘調査成果から、中世平泉の社会を解明する。〈シリーズ刊行開始〉
近代化にともない鉄道が伸び、人が移り住み、やがてムラからマチへと都市化を遂げていった、23区西北部エリアの変貌と発展を描く。
品川、大森、羽田、目黒、世田谷、大田…。早くにベッドタウンが広がり、空港・リニア新幹線など、変貌続ける23区南部をみつめる。
日本橋・京橋・銀座、築地、浅草・上野、本所・深川…。江戸の余韻を湛えつつ、新たな歴史を築く隅田川周辺の特徴をさぐる。
丸の内・赤坂・弥生町…。都心に位置し、首都の役割を担いながら、濃密に過去の面影を残す。何がどう受け継がれ、今を形づくったか。
明治維新により江戸は「東京」と名前を変え、首都となった。都市化の進展、震災と戦災、今日の国際化まで、激動の近現代史に迫る。
家康の入府以来、巨大城下町へと変貌する江戸。幕藩権力や物流、人びとの生活を支えるインフラや都市行政…。人びとの営みを描く。
3つのコンセプトで読み解く新たな“東京”ヒストリー。人びとの暮らしや社会の動きに視点を置き、先史から戦国時代の歩みを描く。
阿弖流為と田村麻呂の時代を越えて…。征夷とその後の蝦夷社会から元慶の乱まで、9世紀を生きた「敗れし者」ではない蝦夷の姿!
10世紀以降、中央政府による城柵支配が崩れ、安倍・清原氏らが台頭する。平泉政権の誕生前夜、激動の東北を描く。